*島の中でリヤカーに荷物を乗せて移動する取材班。
今回は舳倉島をテーマに番組を作る
NHK取材班に同行してきました。
舳倉島は野鳥の渡りで有名な場所ですが
その一端をタレントさんが紹介するということで
私は今回はガイド役。上手く話せたのかよくわかりませんが
金子貴俊さんはとてもお話しやすい方で好印象の方でした。
渡りの野鳥の様子は他のメンバーが案内をして
5月に撮影済みとなっています。
舳倉の食事を三食いただきましたが
素朴な海の幸は相変わらず美味しかったです。
すっかり写すのを忘れて、これはランチのとき。
海岸で1羽のメダイチドリがいました。
遊歩道沿いで見つけたこの夏初のキボシカミキリ。
風景も空の色も一期一会です。
とにかく夏の舳倉にはなかなか訪れる機会がないので
ここぞとばかりに、時間を惜しんで歩き回ったのでした。
止まると大きな蚊やヌカカに刺されるので用心しながら。
今回のまとめ・・・
7/6、7/7のNHKの取材予定で6日の早朝に家を出て輪島港まで行きましたが
波が高く、その日の船は欠航、翌日も欠航。西日本で大雨が降った日です。
予定変更でまた出直して7/8〜7/9で何とか行ってきました。
スケジュールを空けたのにどうなることかと思いました(汗)
今回は、タレントの金子貴俊さんやそのマネージャー、
考古学の先生、私を含めて取材班は9名でした。
船の欠航で詰まったスケジュールの中での撮影となり、
打合わせもほとんどなく本番撮影だったので心の準備もできず
唐突な質問などに答えていたため、ちょっと冷や汗でした。
でも島にはこの時期にカラスバトが何羽もいたので(繁殖していると思われる)、
カラスバトを金子さんと一緒に探す内容の映像になったと思います。
ただこの時期のカラスバトはとても用心深くて
こちらが姿を探そうと思っても気配ですぐに飛び立ってしまい、
飛んで行く姿しか確認できず、カメラマンは全然撮れなかったようです。
今回は、「自然観察会を主催していて話が上手くできる若い人?笑」と
希望されましたが、果たしてご期待に添えたかどうか?
その他、繁殖を確認したのは、ハクセキレイ、カワラヒワ、ヒヨドリ、ホトトギス、
ウグイスやアオジも繁殖しているようでした。
印象としては、春秋の渡りの時期の疲れた状態の野鳥たちと違っていて、
野鳥たちはとても用心深かったです。
予想した通り、野鳥の種類も少なく、
数が多かったのはカワラヒワ、アオジ、ウグイス、ハクセキレイでした。
確認した鳥は22種・・・・確認順
ウミネコ、ウグイス、カワラヒワ、ハクセキレイ、カラスバト、
アオジ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、キジバト、メジロ、ヒヨドリ、アマツバメ、
トビ、ハシブトガラス、ツバメ、ハヤブサ、ホトトギス若、オオヨシキリ、メダイチドリ、
ツバメ、モズsp(薮の中からそれらしき声で、探しても姿は見えず)
7月の舳倉島は初めてでしたが、コオニユリの群落やハマナデシコなど
夏のお花の風景も楽しめました。朝焼けの真っ赤な太陽も美しかったです。
帰ったら、完全防備したはずなのに10カ所くらい虫に刺されていました。
ずっと島を歩き続けた二日間でした。