毎年、日本野鳥の会石川が成人式に行っているのは
石川県での一斉ガンカモ調査です。
県内各地11カ所にスタンバイして同時スタートします。
私が担当するのは犀川中流域。今日は晴天だったので
9名が集まって二手に分かれて調査しました。
今年もマガモとカルガモの混血種マルガモが2羽いました。
カワアイサは16羽のカウント。
一番人気だったのはこのホオジロガモ♂、
何度も潜って魚などの動物質のエサをとっていました。
上流域では、樹木の伐採が行われて、野鳥たちの姿が
グッと少なくなりました。
先日、今森光彦さんの里山づくりの番組を観ていました。
人が手を入れることで共生している生き物は多い。
どうやって共生できるのか昔の風景をたどっていけば答えが見つかる、
そう言って地元住民を巻き込んで里山風景を復活させていました。
消えゆく生き物たちも環境を戻せば復活する可能性は高いと言います。
たくさんの生き物たちと共生できる場所、そこは人の心も癒すでしょう。
何とかそこを目指せたらいいなぁ。