みるみるうちに…あれよあれよと…雲が流れて散り散りになる。
変わりやすい事甚だし。
女心よりも尚…変幻自在の秋の空。
時間にして20秒、いや15秒、10秒、雲が流れて納まっていく。
うぅ~ん…この雲が見られる今日に多謝。
制作費170億の超大作。
過去最大の製作費…エクソダス(神と王)
製作費に魅かれて観た。
ユダヤ人(モーゼ)がエジプトを脱出する際に海が真っ二つに割れるのが見せ場。
チャールトン・ヘストン主演の『十戒』のリメイク版であったとしても…そうならざるを得ないとしても…
ファラオの「ラムセス」と預言者「モーゼ」なのだからいいではないか…私は思うが世の中はそうではないらしい。
まぁ 当たり前と言えば当たり前。
怠け者で貧乏な私の意見なんぞ…誰も聞いてはくれないww。
史実では海が割れるのは、モーゼの奇跡ではなく…天変地異…地震によるものとされている。
歴史的に誤っているとして、エジプトとモロッコでは本作の公開が禁止となったらしい。
(コーラン)の教えを信じ、従う一神教信者達の国は…国民が不幸であるよ。
絶対に。
国家権力は絶対ではなく、国民それぞれの主体性に委ねる余裕が欲しい。
さて…映画の話でありますが…
十の災い
★水を血に変える…飲めない。 映像美というか映像醜がすごい。
★ぶよを放つ。 戦闘シーンの迫力と重量感はすごい。
★蛙がいっぱい出てくる。
★虻を放つ。
★家畜の疫病。
★腫れ物を生じさせる。
★雹を降らせる。
★イナゴの群れが襲う。
★エジプト全体を闇夜で真っ暗にする。
★長子皆殺し。
サー・ベン・キングスレーの重厚な役目ながらも抑えた演技がよい。よい。
クリスチャン・ベールの存在感が抜きん出ている…圧巻。
監督(リドリー・スコット)は全作の「ノア」から聖書づいている。
秋の空とは関係がないけれど…秋の夜長を感じさせない映画であった。
どんな映画でも見る事が出来る、選ぶことが出来る、この国は幸せなんだろうか?
そうなると…又話が違ってくるような…
そんな日が過ぎていく。
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