まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

雨の日と日曜日は

2014年03月30日 | 日記
夜勤明けの長男が私の顔を見るなり「まんまるは幸せそうやねぇ」
「いつ見てもお気楽な感じのひとやよ」
そう言った。
「ありがと、ホンマに‥しあわせ‥やわぁ」

楽(らく)させてもらっている。



庭の桜はまだまだ蕾。

花が咲いたら、お花見もする。

花が散ったら、来年も又咲きほこれと祈る。

楽な性格である。

明け方からの雨がひどくなってきた。
蕾でよかった ‥ほっと安心する。


四月から消費税が8%になる。

国民は反対する意欲すら失っているかのようだ。

増税の使い道が社会福祉の充実というのは歌い文句(大義名分)に過ぎないのに。
この国は少子高齢化社会ではなく、超高齢化社会なのだ。

円安が続き、経済、景気は悪化している。
福島地震から3年、復興支援金も別の所に流用されて被災地までまわらない現状。

悲惨である。

増税は国が転覆する覚悟が前提。内閣総辞職も含まれる。その上で臨むものだと思う。

しかし、日本国民は静かである。
この国の空全体を〝諦念〟と言う名の雲が、覆っているかのようだ。

生活用品、高額商品を先買いする所だけは昭和の昔と変わらない。

目先ばっかりしか見えなくなって、小さな安定をひたすら守りぬくだけ。

私もその国の一員であり、自分は関係なしの知らんぷりではいられない。

気は楽で怠慢な性格。

列に並んだ事などない。待つのは嫌い。買いだめはしない。いや、〈諸般の事情でできない〉

そんな私でも、世の中を諦念が覆う時は…国が滅亡へと向かっている兆しだと思っている。

まだまだ、この国は大丈夫。我が町は大丈夫。我が家は大丈夫。私だけは大丈夫。

従順で無知、愚かな忠誠心は有害になる事を忘れてはいけない。

雨は降りやまない。

「まんまるはお気楽やねぇ」
「うーん。お蔭様で楽しとるねぇ ありが。」













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黄色い花

2014年03月29日 | 日記
いいお天気です。
春ですね。
春風に吹かれながら散歩する。
なんとなく気分がいい。


この黄色い花は家の周りに増えている。
風で、虫で、はたまた鳥で種子が運ばれて来たのか疑問がわく。
咲きほこっている。
なんという花なのか知らない。
黄色が濃くて強い感じがする。
ちょっと花瓶にかざりましょ。
そんな気になれない。

黄色は有彩色の中で一番明るい色である。

カランコエの黄色。水仙の黄色。ひまわり。パンジー。
とても愛らしい。

昔 中国では皇帝を表す色で、皇帝以外の使用が制限されたとも聞いている。

エネルギーがあり、集中力も高まる色…でもこの花は好きになれない。

これは、この感情はなんだろう。

リハビリが長くなると、いらいらが高じて心が偏見に囚われてくる…そんなアホな。

風が強く吹いてくる…気分のよさも吹っ飛んでいくほどの突風です。
洗濯物も飛ばされている。

「気長に 気長に」「リラックス リラックス」
右手をかばいながら、洗濯物を取り入れる。

ツバメが家の中にいました。
去年より早いおでまし。あわてて高窓の板をはずします。

「いいかね。ツバメが飛んできたら五月になったという事だ。」
「殺人が起きたのなら、この家の中に殺人者が居るということだよ。」
名探偵ポワロが助手のアーサー・ヘイスティングズ大尉に言ったのは百年余り前の事。

それでも、三月に燕は早すぎるんと違います?

地球の状態が相当やばいのかも。











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続きの話…合歓さんへの手紙

2014年03月21日 | 日記
差別と差異……男の場所から見える景色と…女の場所から見える景色では違う。

若者に見える風景と老人に見える風景とは違う。

日本人には意識されないけれど…外国人だからこそ見えてくる風景もある。
親父とギャルでは見る風景が違う。
「親愛の情」と「嫌がらせ」との差異でおこるセクシャル・ハラスメント…
エロスとエロは一字違いで大違い。
「自分の責任で区別して、その辺も判断できんのかい親父ぃぃ」…怒鳴るしかなくなる。

主婦と言っても、シングルで子育てをするのと旦那がいて子育てをするのとは違う。
「シングルマザーに取って子育ては過酷な状況だと思う」頑張れ。
私の時代よりも現在の方が大変だろうと痛切に感じる。
性別。年齢。職種。都市部と地方の差位。
格差を完全に無くす事など、不可能に近いのではないか。

自分の中に「無自覚の差別」意識が存在する。それに気づく事。

それぞれの人間が相手の側に寄り添って、相手の風景を見ようと努力する事。

相手の立場への「イマジネーション」を働かせていく。

そうする事が大事なんだろう…と思うし、その事でしか差異は埋まらない様に感じる。

差別の問題に触れると、何だか怖いし尻込みするという人も多い。

政治構造や経済問題と違う、「硬化した矛盾のシステム」と言ってもいい。




庭の水仙が大きくなってきた。

日蔭のせいか、まだ蕾がかたい。

無自覚の差別」意識が存在する。
自分は日本人であり社会人である。女性である。母親である。
そういったまとまりの中で、自分自身を形成してきた…その事に気づく事。

その事で、他ではない自分が、自分自身を差別している事を理解できる。

「私、これしかできんし」「何しても、ひとつもいい事ない」「嫌いなひとばかり寄ってくる」
「俺は変わらん」「誰もリンゴの気持ちを解ってくれん」

この様な状態では、相手に自分の「痛み」を正しく伝えられない。

私とあなたは違う。

そしてそれは、悪い事ではない。



夜の庭の水仙は昼間と違う様に見える。

不思議。

























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五寒ニ温…六寒一温  続きの話少し

2014年03月16日 | 日記
終日の雨…続いて雪。
三寒四温ではないよねぇ。

今日は久し振りに晴れている。
無理をしながら、右手を使う。

拭き掃除 洗濯 調理(と言っても押して切れる物だけ)
 …小学低学年の生活実習の授業よりも劣る。
部屋の戸を開け放して、空気の入れ替えをする。

心の中にも、風を入れた。

お勉強の時間です。



合歓さん(同居人)は、容赦がない。この事は前にも書いた。
俺が、俺が、俺が…地球の上に俺一人。

迎え撃つ。これも前に書いた。

まずは、言葉で……やりこめる。若さゆえの過ちでございました。
青息吐息、体力ばかり吸い取られる消耗戦。

俺が、俺が、強烈な自我を持つ相手に正攻法は無理っす。
そんだら、ゲリラ戦で……地下に防空壕も掘って…よっこらしよ。

日常は家事も育児もパートタイムもこなして…息は下がるばかり。
虫、虫、無視。
迎え撃つ(変容)という事は、どうやら受け入れる(受容)事だと気づく。

彼の中に在る差別意識を解体して理解する事が必須。

差別(さべつ)とは元来、差をつけて区別することである。
社会学においては特定の集団や属性に属する個人に対して特別な扱いをする行為を意味する。

「差別には複数の形態が存在するが、その全ては何らかの除外行為や拒否行為である。」…国際連合

「差異」について

ある物において、他の物と違う(比べてみて同じでないこと)
ある観点で同一の特徴を持つ事物の間にある自己を区別する…別の特徴の事。
違い、相違、隔たり、ギャップ…簡単にいうとそうなる。

概念『カテゴリー』の中に区別を立てる時の差異を種差という。
スコラ哲学では「差異」を種差に基づく種的差異…同一種において個物を互いに区別する個的差異の二つに分類した。
カントは同一性とともに「差異」を事物を構成する範疇とせず、反省的範疇とした。

「言語には対立しかない」とソシュールが述べたが、そのときに対立と同じ意味で「差異性」ということばも用いている。
対立によって言語は無から出現するのだが、彼(ソシュール)はその無区分、無対立の状態のほうをも「差異性」と呼んでもいる。
言語を生み出す「差異」と言語の前の無としての「差異」。
これら二つ共を理解しておかなくてはならない。

人間同士の付き合いの中で、相手と自分の差異がうまらないと思う時、劣等感を感じる。
もしくは、優越感を感じる。
差別意識が芽生える。(差別意識)そのものは無自覚である。


私が自分の中に根強く居座っている、共依存(依存を含む)に気がついたのはもう何年も前の事。
自分の中に在る…無自覚の『差別』に気がついたのも同じ時期だったと思う。

気づかせてくれたのは、同居人(合歓)の存在が大きい。

だから、合歓さんの存在は有難い…とは思えない。

まだまだ‥先は長い。

フキノトウは花が咲きはじめています。
お味噌に入れると美味しい。













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早春賦 …春は名のみの 風の寒さや

2014年03月11日 | 日記
弥生…三月です。
日増しに暖かくなり、早春の息吹を感じるこの頃です。皆さんお変わりございませんか。
桜前線の待ち遠しい今日この頃、お元気でお過ごしですか。
そんな挨拶文で始まるのが通常。

しかし…一面の雪の中です。

村全体を雪景色が覆っています。

温度差(寒暖)が大きいと身体の調子が狂う。

インフルエンザで倒れないようにしなければ。

春とは名だけ…暦の上だけ。

そんな気候です。それでもこの村も地球の上です。

合歓さんはせっせと薪割りをして、薪を運んでいます。

誰もいない大部屋に…薪ストーブの炎がチロチロ。

一日中点いています。

真冬のようです。炎を見るとほっと(Hot)します。

季節は巡る来る…とはいえ、同じ春…とはいえません。

毎年、春の表情が違います。今年は寒い春です。

Sさんの事件が世間を賑わしている。

「佐村河内さんの音楽に魅せられています」
シャコンヌ~弦楽作品集…祈るように聴いていたK先生。

絶対音感をもっていた筈の彼は、これからどんな創作をしていくのだろうか。

ゴ―ストライターの彼も何故、18年以上が過ぎた今、今。今なのか。
ソチオリンピック(大輔君のテーマ曲)云々も真実ではなく、つけたし…つけたし。
「俺は頑張っているのに、日蔭の身、蚤の様に生きるのはいやだ」
「脚光をあびたい」「印税の分け前がすくなすぎるぅぅぅぅ」
正直にぶつかったらいいのにぃぃ…ちょっと気になる。

音楽(楽曲)と人格が一致する事は、滅多にない。

W・アマデウス・モーツァルトは天才だったが、社会不適合者でもあった。

神の器を持てぬ人間たちの、泥試合は…もの悲しい。

人間関係はドラマである。どんな人間関係もドラマになる…当事者にしか語れない。


クラシックファンの一人として言いたい事は…。

二人で創作した音楽そのものに罪はないと思います。
どんな形であれ、共同制作として売り出したら良かったのに。

いい曲も…ある。もったいない。



























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