夜勤明けの長男が私の顔を見るなり「まんまるは幸せそうやねぇ」
「いつ見てもお気楽な感じのひとやよ」
そう言った。
「ありがと、ホンマに‥しあわせ‥やわぁ」
楽(らく)させてもらっている。
庭の桜はまだまだ蕾。
花が咲いたら、お花見もする。
花が散ったら、来年も又咲きほこれと祈る。
楽な性格である。
明け方からの雨がひどくなってきた。
蕾でよかった ‥ほっと安心する。
四月から消費税が8%になる。
国民は反対する意欲すら失っているかのようだ。
増税の使い道が社会福祉の充実というのは歌い文句(大義名分)に過ぎないのに。
この国は少子高齢化社会ではなく、超高齢化社会なのだ。
円安が続き、経済、景気は悪化している。
福島地震から3年、復興支援金も別の所に流用されて被災地までまわらない現状。
悲惨である。
増税は国が転覆する覚悟が前提。内閣総辞職も含まれる。その上で臨むものだと思う。
しかし、日本国民は静かである。
この国の空全体を〝諦念〟と言う名の雲が、覆っているかのようだ。
生活用品、高額商品を先買いする所だけは昭和の昔と変わらない。
目先ばっかりしか見えなくなって、小さな安定をひたすら守りぬくだけ。
私もその国の一員であり、自分は関係なしの知らんぷりではいられない。
気は楽で怠慢な性格。
列に並んだ事などない。待つのは嫌い。買いだめはしない。いや、〈諸般の事情でできない〉
そんな私でも、世の中を諦念が覆う時は…国が滅亡へと向かっている兆しだと思っている。
まだまだ、この国は大丈夫。我が町は大丈夫。我が家は大丈夫。私だけは大丈夫。
従順で無知、愚かな忠誠心は有害になる事を忘れてはいけない。
雨は降りやまない。
「まんまるはお気楽やねぇ」
「うーん。お蔭様で楽しとるねぇ ありが。」
「いつ見てもお気楽な感じのひとやよ」
そう言った。
「ありがと、ホンマに‥しあわせ‥やわぁ」
楽(らく)させてもらっている。
庭の桜はまだまだ蕾。
花が咲いたら、お花見もする。
花が散ったら、来年も又咲きほこれと祈る。
楽な性格である。
明け方からの雨がひどくなってきた。
蕾でよかった ‥ほっと安心する。
四月から消費税が8%になる。
国民は反対する意欲すら失っているかのようだ。
増税の使い道が社会福祉の充実というのは歌い文句(大義名分)に過ぎないのに。
この国は少子高齢化社会ではなく、超高齢化社会なのだ。
円安が続き、経済、景気は悪化している。
福島地震から3年、復興支援金も別の所に流用されて被災地までまわらない現状。
悲惨である。
増税は国が転覆する覚悟が前提。内閣総辞職も含まれる。その上で臨むものだと思う。
しかし、日本国民は静かである。
この国の空全体を〝諦念〟と言う名の雲が、覆っているかのようだ。
生活用品、高額商品を先買いする所だけは昭和の昔と変わらない。
目先ばっかりしか見えなくなって、小さな安定をひたすら守りぬくだけ。
私もその国の一員であり、自分は関係なしの知らんぷりではいられない。
気は楽で怠慢な性格。
列に並んだ事などない。待つのは嫌い。買いだめはしない。いや、〈諸般の事情でできない〉
そんな私でも、世の中を諦念が覆う時は…国が滅亡へと向かっている兆しだと思っている。
まだまだ、この国は大丈夫。我が町は大丈夫。我が家は大丈夫。私だけは大丈夫。
従順で無知、愚かな忠誠心は有害になる事を忘れてはいけない。
雨は降りやまない。
「まんまるはお気楽やねぇ」
「うーん。お蔭様で楽しとるねぇ ありが。」