風の強い日‥屋根雪で家が震える

雪が積もった。
家が震えて、我が身も凍える。

山ほどに着込んで達磨のように着ぶくれして動いている。
どっこいしょ　よいしょ　こらしょ　が気合いを入れる言葉だが、身体は鈍く重い。
気合いだぁ‥と言っても言葉だけが宙に舞っている。

　プロの写真です。
猪の肉を頂いた。
血抜きもしっかりと‥薄切りで色艶も上等の肉なのだ。
ボタン鍋かすき焼きか迷っている。
牛蒡やら人参やら茸やら用意しなければ‥これも頂き物の白菜では軽くて猪肉に負けてしまう。

雪の日には身体が温まるお鍋が一番。
迷いながら‥結局肉を冷凍しておくことにした。
お正月に食べるつもりだ。

今年もいろいろな事がおきた。

諸物価も値上がりしている。
野菜と魚が高い。
九州北部の豪雨も影響していると思う。

‥ヒューヒューと強風。雷。電話線が切れる。パソコンが反応しない。能登(山間部)は一年のうち半分はこんな感じ。
今朝停電。電話局に要請。やっと今。
雷落ちたかな‥が三回あった。まぁ元気でやってます。
渋谷さんとか神ってるよ。凄いメンツがいる。(渋谷陽一)チャーはギター巧し。
まだまだ面白い人間が周りにいる。私も面白い事していこうという気になってきた。
アキーラのライブ報告をにメール。

おお、近未来のこの列島を先取りしてますな。蝋燭、ランプ必須。今オフグリッド発電など、安く自家発電できるのでソウルと相談もいいかも。
ふむ　ふむ　自家発電も視野にいれて‥と着ぶくれた達磨が動き始める。

氏の住んでいた長野の山ではランプ磨きが日課だった‥説得力あり。
信州の山で‥知識はなんの役にもたたない‥実質の知恵を学んだ。

近未来は野生と科学の共存でしかなく、自分で発信する事などなく享受する事が当たり前の人々は(ゆとり世代の若者だけではない。
われらの世代で既得権益の上に乗っかっている者もだが)
‥多いに試されると思うのだ。
‥精神の力と心の強さ、すべての物事を楽観的にとらえて前に進む能力。(見ようと思わなければ目には見えない力)
“龍の尻尾より蛇の頭”

権力と痩せた日常に呑みこまれて目先の安定を望むより、貧乏でも自由でいたい。

自分の内にある希望だけが財産で、なんとかかんとか生きてきた私だが‥類なす友人たちと来年も面白い事に出会いたい。

次世代の子供達を助けられる“場所”を創りたい。
年ごとに気持ちがつのる。


今年もたくさんの出会いがあった。

励まされたり、励ましたり、触発されたり、涙がとまらない感動も、腹が煮える程の怒りも、そして怒りが吹き飛んで正体が無くなる程の笑いも含めて。

縁の不思議さを思い知らされた年でもあった。

出逢えた不思議が大好きです。

どちら様も良い年の瀬と良いお年を。

来年も又出あえますように。

お元気で。

言葉の中身と骨がないのは私自身‥ぞっとする

ブログをかくと決めた時に‥毎日は無理だから、週に2回は書く。
すごく低いハードルを定めた。

それで４年余り過ぎた。

今は月に一回がやっと‥というのが現状。

真(まこと)に言葉に骨がない。

　Nの画(混迷)

Nは頭の中身が常に混迷で、定まっているという時がない。
ゆえに‥混迷が通常で他の感覚は欠落している。

「まっ　許してね」‥誰にともなく頭を下げる。

「まっ」と言う所が、味噌である。

味噌は骨がなくとも、旨味がある。
旨味だけでOK‥骨はどうあれ鍋の味がいい。

次男が帰郷する際に‥彼の部屋の掃除と障子張りと決めたのだが‥障子八枚の残す所、後三枚がしんどい。

無駄に広い部屋は、掃除自体がストレスになる。

之(これ)もまた、「許す」と言いながら‥誰に対しての許しか、身体が動かない。

「遊びに行っていいですか？」「逢いたいのですが？」「お暇な時に伺います」‥‥

須(すべか)らくお断りしているのだ‥私が伺います、宜しかったらですけど。

家の掃除とおもてなしが、セットでストレスになっている。

冬が押しかけて来て、身体が硬くなってくると加速度で来客を断る。

あぁ。

それでも、人間(ひと)がやってくる。

有難い話なのだ。

人が動く‥遊びに来る‥声が響く、流れる、風が起こる、空気が澄む。

硬くなっているのは身体だけで、ほぐれていく脳みそは、柔らかに和やかに、人に向かう。

もともと‥脳が弱いのだ。

あぁ。

“ため息”と“許してね”で今年も終わりそうなのだが‥。

まっ　これでいいか‥と思っている。

まっ　と言う所が大いなる味。