ハーブという事で花の名前を聞いてメモした。
そのメモが見当たらない。
記憶にもない。
アリッサム…ではない。
とにかく強靭な花で5か月以上咲いている。
夏の終わりまで…いや秋の終わりまでも持つかもしれない。
強い。。。
地震から七か月以上が過ぎた。
瓦礫は未だに存在している。
一月一日の能登地震発生から変わらずに在る。
在るという感じで、それが日常の風景になっていく。
住民はなかなか日常が取り戻せない…倒壊した家の前では、表情が緩く弛緩していく。
瓦礫と一緒に身体の中の何かが壊れている。
言いようのない思いが胸にある。
塊のように突き上げてくる。
繰り返し襲ってくる感情は焦燥であったり喪失感であったり、疲弊や諦めであったりするのだが……、。
時間とともに気鬱を呼び込む。
壊れたのだ。
棄民政策と言われても、責任政党に見放されても、お国の思惑の外でも‥関係ない。
私は生きている、何が何でも生きていくという気概がなくなってきている。
毀れたのだ。
咲き乱れている花のうえに座る。
グランド・カバーらしい。
名前の通り地面を覆って育つ。
寝っ転がってもどんどん…踏まれてもどんどん、座ってもどんどん増えていく。
小さくて可愛い花だ。
それに強い。
ロンギカウリス・タイムハーブ。
メモが見つかった。
この花の名前だ。
来年も再来年も・どんどん・どんどん・増えていくに違いない。
強い。
励まされている。
有難う。
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