なんだか慌ただしくて、ばたばたで9月が終わった。
月日は百代の過客《月日は永遠の旅人》と芭蕉がいったが、私にとってはやたら日の経つのが早い。
罪のない、中身もない日常のみで日が過ぎていく。
ばたばたで慌ただしいのは気分だけ‥である。
この身が人の役に立っているとは思えない。
穀だけをつぶして、無駄に空気を吸っている。
輪島のR寺にいって与呂見村通信をもらってきた。
冒頭文をGさんが書いている。
昔 京都にいた時、寺に出入りする身体の不自由なおばあさんがいた。
今年の如く酷暑の夏が過ぎた夕暮れ時。
かろやかにつぶやいた。
『あーしんど。ほんまにしんどいわ。ほやけどどんなにしんどーても生きていかななりません。』
酷暑 洪水 地震 災厄が続き、身体もまいるし 脳みそも動かない 心が硬くなる。
それでも生きていかねばなりません。Gさん。
暑かったから‥寒かったから‥と言いながらなんとか乗り越えて前を向こう。
世界では飢餓も 戦争も ウィルス感染で死んでいく子供らもいる。
心は乱れる。
それでもできる事だけでいい 小さな努力を積み重ねよう。
身を慎んで生きて行こう。
友人とバンドを組んで助け会いながら‥。
身体が崩れない様に、病気でつぶれないように。
毒だけをまき散らす存在にならないように。
Gさんの文章を読んでそう思えた。
R寺は松尾芭蕉が逗留したお寺でもある。
というか、芭蕉はお寺に宿泊しながら旅をしていた。
お寺以外では素封家もしくは庄屋。
旅人の芭蕉は侘びも寂びもまといながらゆるゆると旅をしていた。
さて現代、台風がゆるゆると進んでいる。
風の哭く音がする。
月日は百代の過客《月日は永遠の旅人》と芭蕉がいったが、私にとってはやたら日の経つのが早い。
罪のない、中身もない日常のみで日が過ぎていく。
ばたばたで慌ただしいのは気分だけ‥である。
この身が人の役に立っているとは思えない。
穀だけをつぶして、無駄に空気を吸っている。
輪島のR寺にいって与呂見村通信をもらってきた。
冒頭文をGさんが書いている。
昔 京都にいた時、寺に出入りする身体の不自由なおばあさんがいた。
今年の如く酷暑の夏が過ぎた夕暮れ時。
かろやかにつぶやいた。
『あーしんど。ほんまにしんどいわ。ほやけどどんなにしんどーても生きていかななりません。』
酷暑 洪水 地震 災厄が続き、身体もまいるし 脳みそも動かない 心が硬くなる。
それでも生きていかねばなりません。Gさん。
暑かったから‥寒かったから‥と言いながらなんとか乗り越えて前を向こう。
世界では飢餓も 戦争も ウィルス感染で死んでいく子供らもいる。
心は乱れる。
それでもできる事だけでいい 小さな努力を積み重ねよう。
身を慎んで生きて行こう。
友人とバンドを組んで助け会いながら‥。
身体が崩れない様に、病気でつぶれないように。
毒だけをまき散らす存在にならないように。
Gさんの文章を読んでそう思えた。
R寺は松尾芭蕉が逗留したお寺でもある。
というか、芭蕉はお寺に宿泊しながら旅をしていた。
お寺以外では素封家もしくは庄屋。
旅人の芭蕉は侘びも寂びもまといながらゆるゆると旅をしていた。
さて現代、台風がゆるゆると進んでいる。
風の哭く音がする。