まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

頓悟‥俄かに悟る

2014年01月30日 | 日記
頓悟(とんご)する。

何か‥風景を見たり、誰かの言葉だったり、状況だったり。
つまり、何かを契機として、たちまち得心する(気づく) ・ 悟る ・ 目が開かれインスパイアされる。
感動して一瞬で蒙が啓かれる。
長期の修行を経ないで、一足とびに悟りを開くこと‥(仏教用語)

今日の午後、そういう瞬間があった。

の日の散歩の最中の事。
リズムを取りながら、呼吸を整えながら歩いている時。
呼吸は吸い込む(溜める)だけではなく、吐く(出す、与える)という事。

エネルギーは循環している。
枯れた柿の木は、又 秋には実を結ぶ。

自分の中にある山(精神)と…谷(心)が平衡を保っている時。
精神と心の大きさと重さが均等なら、二つが出会った時に融合する事ができる。
山と谷が分離する事がない。

エネルギーは循環している。
自分が日頃思考している事も…すべてエネルギー因子のひとつ。
怒り‥恨み‥は感情のプルトニウム。

循環している。

骨折した日の朝、里で狐を見た。
冬の狐は尻尾が金色で…遠目にみても野生の美しさを感じる。
ワンコはとにかく狸、貂(てん)、兎、はくびしん‥追いすがって山に入る。
取分け、狐は大好物である。
勿論、食用ではなく、狩猟犬の本能が騒ぐ‥らしい。
滅多に見られない狐なのである。

山に入ったシャンクスを止められなかった。
深追いした時に予感はあった。
この山道は危ない。危険。危険。キケン。

そう思いながらの帰り道の事故であります。
予兆はあった。

後付けではなく‥初めからなんとなく…気合がついていかない散歩。

こんな気持ちは…ワンコにも伝染するし、負(マイナス)の方に循環する。


知的でエレガントな人間になりたい‥その道のりは果てしなく遠い。

冬の散歩道‥小雨の中を歩きながらそう‥俄かに悟った。

悟った所で、変わりはない。
そんな自分にふんぎりをつける。














































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お友達‥朋あり 

2014年01月27日 | 日記
朋(とも)あり遠方より来る、また楽しからずや。

親友が我が家を訪って、歓談する。

嬉しいかな、嬉しいかな。

一年に何回か…片手位だが、そんな日がある。
自慢話もできる。お互いに法螺も吹く。
自慢話って、他者の視点を取り込めない狭量な人間のする話。

自慢と知りながら、自慢できる関係は「おつ」ですよ。

「法螺吹きは嘘吐きとは違うよ。ねっ」とお互いが強調する。
嘘は他人以上に自分をだます。
法螺は、聞くだにあほらしいだけ。

今朝は…朋(とも)より電話で、激しく励まされた。

「骨折したのはええとして、そのままでぶくぶく太ったり‥」
「閑で、脳みそが、ふやかる様な人間になったら‥付き合いやめさせていただく」
「根性が足らない人間と見なして、線引きさせてもらいます」

お互い様に笑いながら、お互いを励ましていく関係性。

「痛いと思うよ。無理しないでよ。私が側にいたら、なんでも手伝うよ」
「一声かけてね」
「絶対にそんな事…言わんわ、おもろうない」

口は一つしかない。
「あんたは、アホやな」と言いながら…「私も同じアホやで」と呟いている。

言葉の裏に、もう一つの言葉がやさしく透けて感じられる。
そういう友人の存在が有難い。
心が太くなります。下半身もより太くなります。

リハビリ友達も出来て、ビー玉を箱から箱へと移し替えたり‥
大玉、中玉、小玉がカラフルで色鮮やか。
小玉だけが箱に残る。うまく掴めない。

洗濯バサミ?を掴んでステンの心棒にとめる。又はずす。とめる。はずす。何度も何度も。
洗濯バサミもどきは、強度が6段階で色別になっている。

リハビリの友(おばあ様)と同じやり方で…真似したり、教えられたり。

「無理したら続かん。あんたは、まだまだ黄色だけしか掴んだらあかん」
経験者の言葉は重みがある。

黄色は初心者の色。若葉マークなのになかなか固い。

結構な時間、黄色洗濯バサミと格闘。

そんな、こんなの毎日です。

シャンクスの写真もなかなか撮れません。

では‥今日の所はこの辺で。












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変わり者‥変人

2014年01月24日 | 日記
変わり者、天の邪鬼、異端‥そう言われた事がある。

そう言われることも多い。

合歓さん(旦那)と暮らしていると…これをやたらに言われる。

陰口、悪口‥誹謗、中傷が聞こえてくると穏やかではない。

でも、だからと言って、合歓さんが悪いとは…到底思えない。
合歓の人格に対しての意見は多いにある。
それは、私の運命のテーマ(命題)としてのお話‥他人が介入する事ではない。


陰口や悪口を言っている人は存在している。
合歓さんの事を知らない…私と付き合ったことも無いのに。

彼等、彼女等が面と向かって私に対峙する事は皆無である。
私自身、彼等、彼女等と仲良くしたいとは、露ほども思わない。


私は、自分が変わり者である事を認識している。

変わり者である事に「誇り」を持ってもいる。我が家は埃(ほこり)も…やまもっこりとある。

トイレット・ペーパーが無くなると言われても、行列を作って買おうとしない。
持家なんぞに興味もない。

日本列島は愛しているが、日本と言う国家なぞ愛せない。


変わり者とは、言葉を変えると出来損ないって事でもある。

しかして、出来る人とはどんな人なのか。

お勉強が出来る。運動が出来る。英語が出来る。ピアノが、料理が、仕事が……。

出来る事は様々だろうと思うが、「私、出来るし」と言う言い方は自分以外の誰かを敵にする。
国が戦争一色になると、平気で友人を差別する。収容所へ送り込むのも、出来る人の行為である。

それよりも、「私、生きているし」と言える方が…豊かな感じがする。

出来損ないである自分に誇り(埃)を持つと…そう考えるようになる。

生きている。理不尽も、愛情も、お金も、恨みも、希望も、正義も悪も、全てを内包しながら生きている。

変わり者(出来損ない)の私はその事を…理解している。

今日は運転のお稽古をしました。

車の運転って、こんなに難儀な物なのかやはり、利き腕は大いなる役割を果たしている。

まるで、空気の様だ。空気の存在なんて‥日常省みたりしない。

地下数十メートルに閉じ込められた人間以外は…。

そんな事思いながら、ハンドルを握る。

右腕に浮腫がきているが、気にしない。気にしない。
指示器も出せない…気にしない。気にしない。

明日もいい天気になったらいいな。

変人は、浮き浮きして、ブレーキを踏む。

事故には注意ですぅ。


















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エデンの東‥追放された者の地

2014年01月23日 | 日記
East Of Eden(エデンの東)はアメリカの作家ジョン・スタインベックの長編小説。

旧約聖書の創世記におけるカインとアベルの確執。
原罪を犯したカイン‥エデン(楽園)の東の果てへの逃亡の物語。
その事を下地に、父親からの愛を切望する息子の葛藤、反発、和解などを描いた作品である。

エリア・カザン監督の映画では、息子役がジミー・ディーン。

伝説のスター、ジェームズ・ディーンの代表作で有名すぎる。
エデン(楽園)の東は吹き溜まりの地。追われた者たち‥の土地。

「それは、古典ですよ」

「今時のエデンの東は、ソン・スンホンです」

息子の同級生の話では、ジミー・ディーンが霞むほど、スンホンさんが素敵なのだそうで…。

隔世の感がある。隔世とは…よう出来たことばです。

身体は硬くても…感性は柔らかく、綿菓子のようにさっくりと、後味も嫌味なく。
若人の意見は素直に聞きましょ。

ソン・スンホンさんは、かっこいい青年だと思うが…ジェームス・ディ-ンの持っていた陰翳の深さは今一つ。

J・ディーンと言えばLee101ジーンズ。
世界中の若者が当たり前のようにジーンズを着るのは彼(ジミー)のカッコ良さが生んだ功績。
比べたらいかん。いかん。

ともあれ、韓国のドラマはずるずる‥盛岡冷麺のように粘って引っ張る。

それだけでは無い。

父、母と息子の確執。兄弟愛の深さ。家族愛の暖かさ。

財閥、鉱山労働者、労組、新聞社、検察、政治、裏社会のフィクサー‥‥

巴になって絡む。三つ巴どころか、六つ巴に絡む。

まるで、私と合歓さんとの関係性ではないか。
身に積まされて来たりもする。

お家芸ともいえる、主人公に思いを寄せる女性が二人。

兄弟で一人の女性を愛する。愛した人は実は父親が違う妹。

これは、エデンの東ではないよ。昼メロかいな‥そうも思うが、主演者が全員芸達者です。

新国劇出身の緒形 拳さんばりに演技をこなしている。男性俳優はすべからく身体能力が高い。
兵役で鍛えぬいた胸筋。洋服を着ていても着こなしが良い。
そこだけは…ハリウッドと五分と五つ。
迫力がある。
子役も全員愛らしい。達者である。

う~ん。
又 続きを借りてこねば。
韓流ドラマ中毒のお仲間に入れていただきます。








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ネコヤナギ‥猫柳

2014年01月22日 | 日記
大寒が過ぎて…

まだまだ、降雪も寒さも峠を越えて一安心とは言えない。
2月が本番の様な匂いがする。
桜の季節まで、何が起きるかわからない…能登半島の自然の驚異。

桜が咲いても…雪が積もって寒い年があった。

シャンクスと散歩の途中。
ネコヤナギの木に銀白色の穂が半分顔を出している。

春の訪れを告げる植物。

いやいや、まだまだ、春は訪れない。
歩きながら、変な気合いが入る。

凍った道である、つるっと転んだり、あわてて手を突いたりする事ってよくある。
二次災害だけは、避けなければ。
足を踏みしめて…変な気合いがまた入る。

変な気合いばかりでは、疲れて肩が凝る。

ネコヤナギの穂を見る。
半分だけ顔を出している姿は愛らしい。

気持ちの切り替えはとても大切だと思う。
簡単にそれが出来る人は、訓練を積んできている。
日常的に修練もしている。

寒風の中で毅然と生息しているネコヤナギ…天地自然の摂理のまま。

私とネコヤナギの間には、何の相互性もない。

ネコヤナギの穂を見て、ほうーっと気持ちが緩んでいるのは私の勝手。

シャンクスも鼻を土色にしている。
兎のふんを見つけた。

尻尾を勢いよく降って枯草の山に入っていく。

わんこも、わんこの勝手をやっている。

ゆるーく一日が過ぎる。
日々を送れる事に感謝。





























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