まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

梅雨入りの朝

2013年05月30日 | 日記
我が家の裏は竹林で、毎年筍を掘る。

今年は[裏の年]で例年よりは少なかった。

筍は放って置いたらすぐに竹になる。
竹のこ[竹専用のノコギリ]で切らないと家の周り、床の下、隣の敷地内までも浸食する。
本当に強い。
李〈合歓〉さんは、「わしは知らん」「花は紅、柳は緑、竹はすくすく伸びていく」
わけの解らない事を言っている。手伝う気配はない。アホ、アホ、アホ。

裏の年なので、一回だけ竹伐りをして〈床の下も2本〉もぐりました。
頭、蜘蛛の巣だらけですわ。
汗かいて気分も爽快。
李〈合歓〉さんは、「わし、食うのは好き」「ふむ。うまい」もぐもぐもぐ。
この人の事、ブログに書くと枚挙に暇がない。
小出しします。ちょっとずつね。

一仕事済んで、一安心していると、さあ大変。
雨でまた伸びてきている。



梅雨入りは気分が滅入る。
梅雨明けの筍伐りを思うと余計滅入る。
しかし筍は元気で伸びていく。1日でアァッ…というくらい伸びている。

滅入る、滅入るといっても30分くらいで気分が変わる。

筍ごはん。木の芽和え。筍のワカメ煮。筍のお刺身。筍の天ぷら。
今年も食べました。

美味しいよね。すぐに楽しくなる。

しょうがない。竹伐りくらいは、リスクでしょ。







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タニウツギ…田植え花のお話

2013年05月29日 | 日記
毎年田植えの時期にピンク色の花を咲かせる。

ワンコと散歩していると、そこ、ここに、たくさんの花ざかり。
山の緑に淡い紅色、濃い桃色、薄い白などが映えている。

少しだけ頂いて、花瓶に活けましょう。

しかし、この花…どの家でも飾ったり、活けたりしてるのを今まで見たことがない。
この時期、山里に豊富に咲きすぎているので、見飽きているのか。
家の花壇に、様々、取り取りのお花があるのでさし当たって興味もないのか。
もしかして、何かいわれ有りで忌み嫌われている花なのかも?

  

どうせ私は変わり者です。大きめの花入れに入れてみました。

やはり物事には理由がある。花がもたない。
水揚げが悪い。
山裾で苔、シダなどの多い場所。小川の側、水辺、湿地が良いらしい。

「タニウツギっていうねん。枝の中、髄〈ずい〉が中空になる。空木〈うつぎ〉っていわれとる」
……らしい。友人に聞いた。調べるよりも聞く。
努力のかけらも出来ない私。
水を吸い上げる力が弱い。お家の中では住めない花なんですね。

花として咲ける場所で、「せいいっぱい」を咲かせているタニウツギ。

いい感じがする。そこの所が本能的に気に入って家に飾ろうと思った私…であったのかも。
ムフフ。

花をさかさまにするとその姿が愛らしい。
今は昔、田植え時期に娘さんが着物の裾を絡げて苗を植える。
田植え花、もしくは早乙女花ともいわれているそうで…。

今年もこの山里にたくさんの花を咲かせてくれて有難う。

来年も又、田植えの時期にお逢いできる事を…楽しみに。





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がらくたや〈我楽多屋〉再び

2013年05月24日 | 日記
李〈合歓〉さんのがらくた屋には、いろんな人が訪れる。

前回はがらくた屋外観だったが、内部が見たいというリクエストにお答えしたい。

といっても、2人だけです。ぷふふふふぅ。(笑)

   

結構面白い〈趣が深い〉人々が訪ねて見える。

類は類を呼ぶ。必要な人間は千里、万里を越えてでもやってくる…のである。

 

泊まりの方はテント台にテントを。飲料水とお料理は湧水で……という訳で空気はおいしいし、野外料理もおつですよ。

オーストラリアに住んでいるご夫婦から鹿肉をいただいた。
炭で焼く。野生の鹿は まいうー。
堪能した。
「李〈合歓〉さんは自由ですよね」「僕らもこんなふうに暮らしたいですよ」
来客は,皆一様に同じ事をいう。
ねむさんはご満悦。「自由はええよ」
ゆるやかに時間が流れる。

笑う声も、弾む会話も、薪の爆ぜる音も、すべて日常という圧力からは遠い。

自由の隣りあわせは、飢えでもありますぜ。ねむさん。

蛍はまだ見えない。


コメント (3)
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ハーブ ミントでリラックス

2013年05月23日 | 日記
ワンコとお散歩は日課です。

「シャンクス、今日は何処に行く」「ホビットの道?」「茗荷のお山?」
「どっちにする?」「離れ谷もいいかも」
散歩の間、のべつ話かけている私。
{それ、どんな道やねん}{わし、いきたないわ}とか言わないシャンクス。
尻尾を揺らしながら歩いてきます。
田舎の事です。お散歩道には事欠きません。
山道はサンダル履きでは歩けない。
結果、アスファルトの農道を行く勝手な飼い主。
一キロ位歩くと大きな野原。ちょっと一休み。
去年からミントが出てきてた筈。
地主さんも知らなかったみたいです。
「ミントは強いからね。今年もある筈やよ。シャンクス」
さみしい女はよく太る。いや、いやよく喋る。



なんと、野原一面に群生です。とても鮮やかで凛として、まあいっぱい。
爽やかな匂いにつつまれます。
何本か頂いて我が家の庭にうえました。


ミントのリラックス効果?でこの憂い顔。
今日はとっても得した気分。

「明日もハーブミントの道にしょうね。シャンクス」






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伯母からお茶のプレゼント

2013年05月21日 | 日記
福岡の伯母〈母の姉〉からゆうパックで八女茶が送られてきた。

福岡在住なので、博多名物のお菓子、本家ふくやの明太子、酒類…
蒲鉾‥‥送ってくれる。

八女茶を飲んでゆっくりとくつろいで。
お茶が美味だとお菓子もやたらに引き立つんですね。

有難う。本当に美味しい物ばかり。いつも気にかけてくれて、うれしい限りです。

彼女は一人暮らしだが、[矍鑠]かくしゃくとしている。

伯父さんの介護が7年余り。
愚痴を言わず、弱音をはかず、笑い声が陽気だった。

笑い声の陰に、私の目に見えない別の物語が必ずあると思う。
その事が解る。

我々の一時代前の世代。もう一時代前の世代は、精神の芯が違うような気がする。

戦争を知っている。
女学校へいっても、勉強よりも軍事訓練。激動の時代を経験している。

飢える事がどんなに辛いか、知りたい事を学べる事がどんなに有難いことか。〈女の子は字など読めなくてもいい〉
その事を肌で、血と骨で知っている世代である。

夏になったら、叔母を訪ねて博多へいこう。
私の幼少時は叔父、叔母と家族同様に暮らしていた。
子供時代の四方山話が楽しみ。
それから、それから、やはり長崎へ足を延ばしたい。

希望は文字にして書いておく。

書いておくと不思議。必ず現実になる。

今までそうだった。これからも多分。必ず。きっと。




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