まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

年末から年始の日々

2022年01月05日 | 日記
去年の12月25日正午過ぎから雪が降り始めた。

大晦日、前日夜中から再度の大雪。
今年も積雪荷重だ。
山暮らしは雪で泣く。

師走最後の一日は家族でのんびりと過ごす。
ストーブはぽかぽか、外は吹雪。
すき焼きを食べて、年越しそばで〆て、除夜の鐘を聞いて元旦までまっしぐら。
さてこのすき焼きの肉が美味しすぎて、雪で泣いていた私の心は日本晴れ。
美味しいものは人を簡単に幸せにする。
普通当たり前の事と言われたら…その通りです。
だけれども…
普通で、当たり前の年の暮れを迎えられた事が、しみじみと嬉しかった。

お正月元旦は、輪島市の竜昌寺。
山寺は我が家付近よりもさらに雪が深い。
雪をかき分け、足を取られ、身体が埋まりそうだ。
泥濘にどぶりとはまりながら、やっとこさ友人の家に到着。
息が上がる。
荷物を運び入れ、まずは明けましておめでとう。
そして二泊三日…食べては喋り、寝転がっては喋り、相まって笑い、また喋り、尽きぬ話題に呆れる。
何の主題もなく、問題提起もないし、提言もない。
話している意味はあるだろうか、否(いや)多分…無い。
それでも世界は美しい、なんてひっくり返っても思えない。

合間に若人が顔を見せてくれる。
新しい顔も懐かしい顔も、三々五々。
若さは窓の外で雲の隙間から射す光を反射している雪の様に、キラキラ
と輝く。
未来に向かっての…伸びしろがある。
だからこそ地球防衛軍が育っていくのだ。
氏はおもてなしの心を存分に発揮している。
 
彼女は辛辣な言葉とは裏腹…心が温かい。
その技と動きに無駄がない。

それとは反対で身体が重い。
でれっと寝ころびテレテレと見ている。
普段なら、滑らかに動く口までも重いのは私ばかり。

老化が進んでいる身としては、防衛軍のお世話はできない。
自分への失望から若さに対しての嫉妬や……
底意地の悪さがにじみ出ないように身を慎みたいと切に願っていたのですが…
どうでしょうか❔


正月三箇日、凍える様な寒さの中、深い雪のお寺で過ごしました。

お世話になった方々へ… これからも…どうぞよろしくお願いします。



コメント (1)
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