先週17日で次男の短期入学が終わり、昨日、長男の中学校終了日。
それぞれクラスでお別れ会をしてもらい、すてきな寄せ書きももらって、本人以上に感激している母でゴザイマス。
特に長男の方は中学生とあって凝っていて、開いたらアメリカ国旗と日本国旗のデザイン。
バスケットボールを型どった紙に(バスケ部に参加させてもらったため)、ひとりひとりがメッセージを書いてくれている。
「このクラスに来てくれてありがとう!」
「楽しかった!!」
優しい子供たち。
母は胸がいっぱいです。
と、感激しながらもふと思う。
寄せ書きなんてヤダなー、めんどうくさいなーと思った子はいなかったかなあ?
いや、それくらいなら負担にはならない?
運動会やら発表会やら学級活動やら、みんなが一緒に取り組む行事が日本の学校にはいっぱいあって、でも、やりたくないので参加しませんとは言えなくて、、、、、
考えてみると、結構窮屈でなかろうか。
「みんな一緒」が苦手な子供はどうするのかな。
いろんなことがテキトーでいいかげん、組織力の乏しいアメリカの学校のあり方に、唖然とすることも多々あったが、あまりにも全てのことがきちんと進みすぎる日本の学校を改めて見ると、そのシステムに適応できない子供はどうなっちゃうのかが気にかかる。
昔アルバイトをしていた所で、経営者の誕生日祝いにスタッフ全員がお金を出し合ってプレゼントを買おうと提案された。
経営者はいい人ではあったけど、別段尊敬していたわけでも大好きだったわけでもないので、
「私は自分の金出して、彼の誕生日祝いをしたいと思わない」と断ったら、「和を乱すな」と他のスタッフに憤慨された。
「和を乱さないよう」気をつかっている子供はいるだろうなー。
社会の中で「みんな一緒に」がんばってる大人も大勢いるんだろうなー。
長男に聞いた。
「日本の中学校のいいところは?」
「みんな真面目」
「じゃあアメリカの学校は?」
「もっと自由な雰囲気」
息子たちも、彼らの大事な日本の友人たちも、のびのびと幸せに成長してほしいと、心から願っています。