アトピーで掻きむしって、ガザガザになっている腕を、
「気持ちわる~い」と同級生の女の子に言われたと、長男が泣く。
「そんなこと言われても、“ふーん”って相手にしなければいいんだよ」と私。
「そうしたよ!でもホントはものすごく悲しかったんだよう」
と息子、号泣。
そうかー、そうだよね。
わかるわかる。
その気持ちは私もとてもわかる。
私も小学生の頃、肘の内側が同じようにガザガザしていて、まったく同じように「気持ちわる~い」と男の子に言われたよ。
すごく悲しかった。
でも、それ以上に悔しかったかったから、きっと私はいばりんぼになって男の子たちを尻に敷いていたんだと思う。
夫も息子をなぐさめる。
「背が高くても低くても、太っていても足が遅くても、人と違うってだけで、からかってみたくなる子供がいるんだよ。
そういうもんなんだよ。気にするな」
肌の色が濃いことでからかわれたり、くるくるカールしている髪の毛を「ブロッコリー」と笑われたり、8才の息子はすでにいろんな困難と闘っている。
子供ってみんなそうだよと思いつつも、時々そんな彼が不憫になって、
「担任の先生に言っておこうかな」と言う私に対して、夫が制す。
「親がずっと守ってやれるわけじゃないんだよ。子供が自分で越えて行かないといけないことでしょ。これからだって色んな事があるんだよ。自分で対処していく彼なりの方法を見つけていかないと。」
そうだよね。
これからまだ長い長い人生、つらいことも悲しいこともきっと沢山経験するんだね。
親にできることは見守ってやることだけ。
強くて優しい人になってほしいと願いながら、、、、。
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