平成29年9月21日
ここ1年ほど、トイレ講座の依頼は多いのですが、トイレだけにポイントを絞り
講座をするのは今回が初めてです。
講話+段ボールトイレ作り+凝固剤検証1時間半のコースです。
毎年、この時期に薬円台地区社協では防災の講座をさせていただいております。
1昨年前まではずっとHUGでしたが、
昨年は「だれにとってもやさしい避難所づくり」(要配慮者が暮らすことを前提にした避難所運営)、
そして今年は、トイレ!
薬円台地区社協には、私ども船橋SLの旬の講座をいつもお届けしています。
避難所運営も大切ですが、トイレや食事など生活に密着したテーマなので、
特に今回は、みなさん自分事としてとらえていただけたようです。
最後の凝固剤検証、1日成人男性がするおしっこの量が約1.5ℓ、このペットボトルの水の量です。
それを家族の人数分処理が必要とつたえると、
みなさんからは「こんなにたくさん自宅で処理しないといけないのかぁ~」という声、
女性からは「どれが安い?使いやすい?どこで売っているの?」など積極的に質問を受けました。
トイレ講座というと、段ボールトイレ作りをリクエストされることが多いのですが、
あくまで、これは自宅のトイレが使えないときの対応方法の1つ、
避難所でトイレの個数が足りないときの代用品の1つなのです。
本当に知ってほしいのは、作り方ではない!水を流せないときのトイレの衛生的な使い方なんです。
これからもトイレ!みなさんに伝えていきます。作り方ではなく使い方を。
by oami
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