わたしのあしあと - 2nd half -

私の人生の後半戦の記録です。突然降りかかった病気をキッカケに、与えられた私の残りの人生を楽しんで過ごしたい!

[GIST] 友人の旦那さんが罹患

2024年01月24日 | 闘病家族
10万人に2,3人と言われるGISTの罹患。

昨年12月、久しぶりに同級生と集まった時、その中の一人が

「夫が間質ナントカっていうガンみたいな病気になって・・・」

と話し始めました。

「え、それってGISTじゃない?!」
と私が言うと、

「そうそう、それ!」
とのこと。

うっわ。。。。そりゃ大変。

でも、話を聞くと、内視鏡手術で腫瘍部分は摘出できたそう。
ただ、予後がよくない時期があったと言っていて、

「うちの父親も手術後はしばらくひどかったよ。特に薬が合わなくて大変だった。」
と伝えました。

さらに、
「5年たって、今ピンピンしてるから、きっと大丈夫!!」
という励ましも・・・

内視鏡手術とのことで、父のL字切開よりは負担少なく済んでいても、やはり薬の副作用で苦しむみたいです。

まだ子どもが学生なので、父のように再発せずに過ぎていってほしいなぁ・・・と願うばかりです。




[GIST] 杖を持って特急に乗って

2023年11月17日 | 闘病家族
胃全摘してから初めて遠出の予定ができた父。
その1カ月くらい前から、少しずつ練習していたとのこと。

電車で2つ3つ先の駅まで行って散歩。
さらにもっと遠くまで行って周遊。

住まいのある場所から1時間ちょっとかかる東京駅まで出て、そこから歩いて昔勤務したことがある日比谷近辺まで歩いてきたことで自信を得た模様。

服もジャケットにズボンを痩せてしまったカラダに合わせて新調して(ユニクロで)、その日を迎えました。

朝6時台に家を出て、特急に乗ること約2時間。
目的地について、そこから迎えのバスに乗って会場へ。

久しぶりに顔を合わせた仲間と長時間歓談したそうです。
帰りはかなり遅い時間だったと後から聞きました。

これに味をしめたのか、以後頻繁に電車に乗って出かけている様子がLINEで送られてきています。

あれだけ衰弱していたのに、こんなに歩くまでになるとはビックリ!
いつまでこれを続けていられるかなぁ・・・




[GIST] 食べることの楽しみ

2023年10月03日 | 闘病家族
胃を全摘した父がここ数年楽しみにしているのが夜のお茶タイム。
一人でコーヒーや紅茶をいれて、お菓子を食べる。
これがとても楽しいんだそう。

ところが、歯が痛くなって以降、やわらかいものしか食べられない、食べたくないといい、このお茶タイムでもプリンやゼリーがお茶の友に・・・

食事にしても、少しでも固いと、また歯に挟まるようなものだと、
「これは食べない。」
といって拒否。
だんだんと食べられるものが限られてきている気がしています。

歯医者さんからは、入れ歯にすることを勧められているのですが、本人が拒否していて、現在会うたびに説得しています。

胃がなくっても、食べることの楽しさ、いろんなものが食べられる喜び、そういうのを生きている間は持ち続けてほしいのですがねぇ、、、



[GIST] 虫歯に苦しむ

2023年08月29日 | 闘病家族
GISTの胃全摘から5年ちょい経過した父。
今、虫歯に苦しんでいます。

虫歯というより加齢による歯の劣化。
歯ぐきが弱くなって、歯と歯の間に隙間ができ、そこに物が挟まって食べにくい。
やわらかいものしか食べられなくなり、歯(もしくは歯の周辺)が痛くなって、食べるのもしんどいとのこと。

歯医者さんへ行ったら、これはもう神経を抜いて全摘するしかない、と言われたそうです。

祖母(父の母親)は私が知ってる頃から総入れ歯でした。
だから父にも入れ歯を勧めているのですが、まだ抵抗があるみたいで・・・

高齢になると、ほんと、いろんなところにガタがきます。
それとどうつきあっていくか。
家族が負担なくつきあえるか。

今後いろんな課題が増えていくでしょう。
その心構えをしておかなくちゃな、と思っています。




[GIST] 寿命

2023年06月02日 | 闘病家族
GISTで胃全摘した父が、また血液検査で数値異常を指摘されました。

約1カ月前にも指摘されて、その時は検査入院。
CTやらMRIやらひと通りの検査をしたものの、病巣は見つからず。

問題点は薬を飲むことでカバーしているのですが、それでも改善があまりみられないみたいです。

これを見ていて、加齢によって、徐々に身体機能は衰えていき、その一環として血液にも異常が出てくるんじゃないかなぁ・・・と想像。

「老衰」が死因としてあげられることがありますが、人に寿命があって、その時に決定的に死の因が見当たらないと、「老衰」とされます。祖父がそうでした。

人は徐々に衰えて、やがて死を迎える・・・

その過程で、なんらかの異常が出る人もいれば、長い間元気に過ごす人もいる。

父を見ていると、いろんな寿命を考えさせられます。