俳優の萩原健一さんがお亡くなりになられました。
2011年からGIST 消化管間質腫瘍 で闘病していたとのこと。
父と同じ病気です。
昨日速報が流れてから、ニュースやワイドショーで
「GISTとは?」
という解説がちらほら聞こえてきました。
私たち家族は、父がGISTと告げられた際に、ネットでどんな病気なのかを調べました。
10万人に1~2人が罹る。
希少ガン。
これだけは説明できましたが、具体的にガンとどう違うのか、うまく説明できずにいました。
それが、今回さまざまなところで医師が説明しているところによると、
「筋肉にできる悪性腫瘍」
とのこと。
ようやく腑に落ちました・・・
10万人に1~2人と言われると、あまりにも珍しい病と誰もが感じます。
ただ、自覚症状がなくて、どこか体調が悪くなって検査をし、初めて判明するというケースが多いため、実際にはもっといるみたいです。
治療法は、ガンと同様、悪性腫瘍を摘出すれば、その後は投薬で生きていくことができます。
でも、やはりガンと同様、転移することもある病気。
症例が少ないために、どの程度転移する率があるのか? 生存率はどのくらいか? あまり情報がないのも事実。
父は、胃の上部にこぶし大の大きさの腫瘍となっており、ならば一挙に・・・ということで、胃を全摘しました。
それがよかったのかどうなのか、現在の様子を見ていると、いまだに疑問をもつこともあります。
食べ物をゆっくり噛んで食べないと苦しむことがあったり、昨年の夏には合併症を起こしたり。
とはいえ、摘出後2年半経過して転移はしていない模様。
萩原健一さんがどのような状況だったか、まったくわかりません。
ご本人の希望で、病気自体を隠されていた、葬儀も密葬、お別れの会等もやらない。
ただ、GISTと診断されてから8年は生きていました。
このニュースを聞いて、気弱になりつつある父。
でも、
「ショーケンだって8年は生きたんだからさ~!」
と励ましています。