わたしのあしあと - 2nd half -

私の人生の後半戦の記録です。突然降りかかった病気をキッカケに、与えられた私の残りの人生を楽しんで過ごしたい!

自分の境遇を嘆くか受け止めるか

2015年05月26日 | つぶやき


今の職場、近くに学生のアルバイトさんがいる。
就職活動真っ最中の子も数名。

そんな彼らを見て、その頃の自分をふと思い出した。

学生時代は、思うように内定をもらえずに、
「こんななら、もう1年留年して、もう1回就職活動やる!」
と、わがまま言って留年させてもらった。
2回目の就職活動では、ある程度自分の適性、方向性を考えての活動ができ、最後の最後でHappyな内定を得ることができた。

そして社会人に。

新入社員研修が半年間。
それがつらかった。。。
わからないことだらけ。
相談できる人もおらず、
「もう少しがんばったら、英語の教員になろうと思う・・・」
と、よく友人に弱音を吐いていたっけ。

でも、辛抱して新入社員研修を無事卒業。
その後に配属されたお客様先で、思わぬ評価をしていただき、仕事に対して前向きになれた。

2年目になって早々、海外出張のお話が!
まさか、こんなに早い段階で海外出張をさせてもらえるなんて!!

でも、仕事で行く海外は厳しかった。
つらい・・・ということは感じなかったけど、わからないことが多すぎて、不安が高まった。
幸いにして、現地に上司の元上司がいたおかげで、なんとか乗り越えることができたが、やはり、海外に行くのは遊びでいいや・・・とも思った。

しばし順調に仕事をこなしていくものの、自分のやりたいこと、目指したいことと、やっている業務、また会社の方針に、不満が募っていく。
上司を通り越して、社長に直談判しに行った。
今にして思えば、若気の至り。

それから私の体調が狂い始めた。。。

以後、体調は大波、小波を経て、現在に至る。

もしあの時、我慢していれば・・・
どうしてあの時、反発してしまったのだろう・・・

後悔ばかりが思い出される。

もし転職せずに、あの会社でがんばっていたら、今は・・・

いろいろと頭の中を駆け巡るけれども、現実を受け止めなくてはいけない。

現実。
= 病気になってしまった私。

できる範囲のことだけこなして、自分の病気と向き合うことが必要な今。

本当はもっと社会に貢献できる自分を目指していた。
本当はもっと社会で活躍して名を上げている自分でありたかった。

けど、一旦病気になって、復帰できなかった自分がある限り、もうそれらは叶わない。。。

後悔がたくさんあって、今の自分の境遇を嘆くことが多かった。
ただ、2年弱前の身体不調からむくむくっと起き上がった今の自分は、"嘆く"ではなく"受け入れる"をしていこうと思うようにしている。
もし"嘆く"だったら、また心の症状が負のスパイラルに陥りそうだ。
"受け入れる"ならば、しょうがないや!と現実を前向きに捉えられる。

これもひとつの「認知行動療法」の成果なのかもしれない。