GIST(消化管間質腫瘍)で胃を全摘した父の話。
2017年7月に手術。
胃を全摘した翌日から、すぐに経口食が始まったのには驚きました。
もちろん最初は流動食っぽいものばかり。
早食い傾向のある父なので、ゆっくり食べることを忘れて、時々食道あたりに詰まりを感じて苦しくなっていました。
1ヶ月で退院。
自宅ではほぼ何でも食べていいと。
ただし、ゆっくりよく噛んで食べること。
食べる量は、当然胃がないのだから、少なく・・・
それさえ守れば何でも食べられるとのこと。
でも、病院での食事のような、柔らかいものばかりを好んで食べて、少しでも固いものがあると、
「食べられない!」
と怒り出す。
さらに、それまで食べていたものが急に食べられないと拒絶したり、味覚の変化もコロコロありました。
準備する母は大変・・・
そんな日々が半年ほど続いていました。
この週末、実家に帰ったのですが、驚くほどの量を食べている父・・・
いつの間にこんな量を食べるようになったのか!!
お茶碗に半分以上のごはん、おかず。
しっかり食べています。
聞いてみたら、
「うん、今はなんでも食べたいよ。食べられるし。」
と言っていました。
病は時を経ると徐々に回復していくものなのだな、、、と実感した連休でした。