<お題「好きな日本酒の銘柄は?」>
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの旭酒造の「獺祭(だっさい) 」
こんなに話題になる前から「獺祭」推しです
な~んて言ってますが、、、
実は私、アルコール呑めない。。。
それでも「獺祭」推しです
2009年の3月。
ニューヨークに旅行で出掛けました。
その帰国の時。
成田空港が事故で滑走路閉鎖になり、私たちの乗る便が欠航に・・・
もう1泊をJFK空港そばのホテルで過ごすハメになりました。
その時に、ツアーでご一緒だった親子に声をかけられ、ニューヨークの街中へタクシーで繰り出すことになりました。
親子の母が大のビール党で、旅行中、バドワイザーなどを飲んだけど物足りない、、、。
そこで、
「夕食に日本のビールが飲みたい!」
とおっしゃられ、英語がわずかにできる私がお店を探し、国連そばの和食店を予約ました。
そこで出会ったのが「獺祭」。
キリンラガーをたらふく飲む母。
それに付き合いつつ、自分の好きなお酒を遠慮なく注文する私の友人。
酒飲み同士だったので、すっかり意気投合
そして、私の友人が大吟醸しか飲めない人で、また、親子の母の方が遠慮を嫌う方だったので、「獺祭」の二割三分を1本注文。(ちなみに、価格200ドルくらい。)
お店の方いわく、「獺祭」の主さんが熱心に勧めてきて、うちでも扱っています・・・とおっしゃっていたように覚えています。
日本ではまだ全然名も知らぬ日本酒でしたが、むしろ海外での方が名が知れていたようです。
これは、「獺祭」がすごく有名になった際に、その特集で、蔵元さんが販路に活路を見出そうと海外に目を向けた・・・とテレビでやっていた記憶もあるような気がします。
さて、件の200ドルの「獺祭」二割三分。
ビールもワインも飲んだ後なので、当然飲みきれるはずもなく・・・ホテルに持ち帰りました。
翌日、無事に帰国の途につけることになったのですが、、、
ペットボトルに入れ替えてこっそりと持ち帰ろうとした友人。
しかし、入国審査時に当然持ち込みNGということで没収されました。
今でも
「あの獺祭、あと10mなのに捨てられちゃった。。。」
と悔いています(笑)
ここで出会った「獺祭」と親子とは、今でも交流があります。
2年前には親子を訪ねて九州へ・・・
そこでも大盤振る舞いしていただき、とても贅沢な旅となりました。
ニューヨーク = 獺祭
そんな思い出ある日本酒です。
思わぬ「獺祭(だっさい) 」との出会いとなりました。