私が高校3年生、受験生で受験勉強真っ盛りの時に、母校が甲子園出場を決めました。
入学当初から、3年間のうちに甲子園に行けたらいいなぁ・・・と思っていたので、これは本当にうれしかったです。
県大会の決勝戦。
夏期講習の合間をぬって応援に行き、精一杯の声援を送った結果、見事優勝!
そして、甲子園出場となったわけですが、、、
さて、いつ甲子園まで行くか?
というのが、受験生の私たちの悩みでした。
どこまで勝ち進むか?
ある種の賭け。
対戦相手を見ながら、応援に行く試合を決めることにして、結局3戦目に行くことに。
3戦目ということで、勝ち進んだ場合は決勝まで居残って応援する or その試合だけ観て帰る というに2択を迫られました。
当時、相当な受験生だった私たちは、悩みぬいた揚句にその試合だけ観て帰る選択をしました。
試合当日。
たしか、3試合目。
ところが、その前の試合が延長戦に入って、なかなか終わらない。。。
応援席に入る私たちは、甲子園の外野と内野の分かれ目のところで待機。
ひたすら待機。
私はラジオを持っていたので、延長戦の模様をまわりに知らせて、まだまだ終わりそうにない前の試合にソワソワしながら、母校の試合を待ちました。
そして、前の試合が劇的な幕切れを迎え、いざ、アルプススタンドへ・・・
甲子園のアルプススタンドって、強い日差しの中、汗だくになって声援する制服をきた在校生・・・というイメージをみなさん持っていらっしゃるかと思います。
ところが、延長戦だったため、私たちがアルプススタンドに入った時には、気温も少し下がって、日差しも夕焼け気味。。。
なんか違う。
それが一番の思い出かもしれません。
肝心の母校の試合は、抜きつ抜かれつの接戦。
最後は同点で最終回を迎え、サヨナラヒットで敗戦。
あの白い白球がライトに描いた放物線は、今でも鮮明に覚えています。
私にとっての甲子園の思い出、本当に貴重な経験になっています。
野球を好きでよかった・・・