スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編245~

2019-04-08 06:02:04 | 食~番外編(都内)

旭川らあめん うえだ

東京都渋谷区恵比寿1-1-3

TEL 03-3791-8755

定休日 日曜、祝日

http://www.asahikawa-hil.jp/

恵比寿駅西口駅前の恵比寿銀座のゲート。ここは山の手の下町と言われているみたいだ。

恵比寿駅はそもそも明治34年、ビール出荷専用の貨物駅として開業。

エビスビールを製造していた日本麦酒醸造会社(現在のサッポロビール)の

ビール商標に因み駅名を恵比寿(ヱビス)と命名した。

仕事でコインパーキングを探し、時間の関係もあってこの

パーキングの数軒隣りのラーメン店にたまたま入ったのが

ここ旭川らあめんの「うえだ」だった。当店はラーメン激戦区の

恵比寿で着実に愛され、確かな存在感を得ている店だそうだ。

入口の所に掛かっていた木看板には「厳冬のしばれる冬を

のりきる風土が育てた濃厚でこってりしたアジの丸干しの

スープとこしのあるちぢれめんが決めて」と書かれてある。

店内はカウンター席15席のみで、2人の年配の女性と

年配の男性、3人が働いていた。ラーメン店としては

年配者のみの店は珍しく、ホットするものがある。

入店した時は半分くらいのお客だったが次から次へと来店客が増え、

ウェイティングまで出来てきて、「オーこれは期待できるかも?」

実は記憶では旭川ラーメンは初体験。旭川ラーメンはご当地ラーメンの

一つで旭川市周辺で食されている。味噌の札幌ラーメン、

塩の函館ラーメンに対して、醤油の旭川ラーメンと言われている。

スープは魚介類と豚骨、鶏ガラ、野菜でだしをとったWスープ。

このスープにラードを入れることが1つの特徴。

故にスープの上層に多くの油が浮いているものが多く

濃厚でこってりしている。歴史は諸説あるが昭和22年屋台から

始めた「青葉」「蜂屋」の2店のスタイルが旭川に広がったと言われている。

期間限定(10月~4月)お薦めの癒しの香り「味噌本ゆずらあめん」。

旭川から直送された麦味噌を使用し、伊豆で取れた

無農薬天然本ゆずを加え、味噌の香りのスープと本ゆずの香りを

吸い上げた麺が美味しさを倍増させている。

これが黒くてもまろやかな当店自慢の醤油ダレを使った醤油らあめん。

具はチャーシュー、メンマ、ねぎとシンプル。麺は旭川直送の

低加水麺で固めで供され、伸びずに旨味を吸い上げ

器の中で完成するという。旭川ラーメンを食しての感想は

やはりスープの違いかな?次に麺。全体的には

ちょっとひとひねりした奥行きを感じさせるらあめんといった所かな。

セットで930円。

セットにはスペシャルタイムサービスで通常の3ヶの所

プラス1の4ヶの餃子が付いていた。

相方が注文した期間限定の味噌本ゆずらあめん930円。

秘伝の麺がスープの旨みを吸い上げ、ちょっとだけピリ辛の

旭川より直送味噌の香りと本ゆずの香りが美味しさを倍増させている。

目の前の壁に掛かっていた北海道方言ののれんをパチリ。

聞いて何となく理解できるのは24コある内の7コ程か。

「なんも」「めんこい」「はっちゃきこく」「おばんです」

「こてんぱ」「しばれる」「まかなう」