(2016-11-12付ブログ 道東の生き物)
今から約5年前、さいしん旅の生きがい大学で網走市にあるオホーツク流氷館で
クリオネ付マリモを買った日から物語は始まった。
その前は会社の机上でフィッカス・プミラという
植物を世話していたが、これを枯らしてしまった。
枯れたフィッカス・プミラ
(2012-12-27付 ブログ参照)
マリモを見た時、仕事のストレスを一瞬でも忘れるように
また生き物を飼う気になった。
マリモはそもそも球状集合体でできた淡水生の緑藻の一種で、
その旅で訪れた阿寒湖のマリモは国の天然記念物で有名だ。
2年目のマリモ
(2017-10-23付 ブログ参照)
3年目のマリモ
(2018-10-31付 ブログ参照)
もこもこしていてかわいい緑色のマリモ。
まるでペットのように愛着を感じて育ててきました。
週1回、毎週月曜日に蒸留水で水換えをし、
北海道で買ってきた「マリモのごはん」をあげてきました。
しかし徐々に美しい緑色が濁り、丸い姿がデコボコになってきて、
その変化にガッカリしてきました。
そして昨年の秋ごろからご覧のように生気を感じないようになりました。
水換えもその頃から怠るようになり、
今日この頃になったという次第です。
マリモは水温10~20度の冷たい水を好み、30度を超えると枯れてしまうといいます。
デスクの上は時々直射日光が当たり、
これが弱ってしまう原因にもなったのかもしれません。
表面が徐々に茶色から黒っぽくなり、
もう見た目に枯れかけてきている、
あるいは枯れたと言ってもよいかもしれません。
長年デスクの一角に癒しのオーラを放っていた3つのマリモちゃんともお別れです。
近々、会社の花壇に埋葬しようかと考えています。