仙令鮨
仙台市青葉区中央1-1-1 JR仙台駅3F
TEL 022-214-6180
定休日 無休
営業時間 10:00~22:30(LO 22:00)
一仕事を終え、仙台城跡を散策して帰路につく前に若干小腹が空いたので
仙台駅構内のすし通りに戻り寄り道をしてみた。
たまたま通路を歩いていると牛たんの利久の年配女性から話しかけられ、
すし屋さんでオススメの店を聞いた所、当店に行きなさいと言われた。
当店は以前は北辰鮨という店だったとか。
ご覧のように当店はカウンター席(約10席)のみで、しかも立ち食い鮨屋さん。
確かに小腹を満足させるにはぴったりの店だ。
この方が若いがテキパキして感じの良い店長さん。
仙台で牛たん通りがあるのはわかるが、なぜすし通りなのか?
それは宮城県が世界三大漁場と呼ばれる恵まれた漁場を持つこと、
又、日本屈指の漁港があること。
故に新鮮なネタが手に入ること。
そして宮城は米どころの為おいしいシャリが作れることから、寿司がオススメなのだそうだ。
隣の席で若い女性が美味しそうにお寿司をほうばっていたので
「旅行で来られたのですか?」と聞いたら、
「以前仙台に住んでいて、ここのお寿司が懐かしくて食べに来た」とのこと。
旅先でのこんな小さな会話も楽しくなりますよネ!
これが当店のおしながき。
1貫80円のが2種、120円が5種。
いかは真いか、生げそ、いかみみと3種ある。
160円はぐっと増えて9種もある。
ずわいがに、なめろうは珍しい。
220円になると本格的鮨種が11種も。ばくらいは何?
あいなめ、しまあじ…いいですネー。
350円クラスになると高級魚がでてくる。
本鮪の頭肉とほほ肉、金目鯛もここだ。
430円はあわびに中とろ、一番高値の550円は皮はぎの肝のせ、
きんき炙り、生うに、ぼたん海老…旨そうー。
尚、手巻きは120円と220円の2ランクだ。
店長一押しの本日の3貫セット。
とろ中おち、さわら、そい 550円。
当店はシャリもこだわって国産米100%(山形県産ほえぬきと青森県産まっしぐら)を使用。
さわら、そいはいかにも地元産をチョイスといった感じだ。
とろの中おちは軍艦巻きだ。
握りは小さめで3貫あっという間にペロリだ。
やはり酢飯は別腹だ。
ここからお好みのきんき炙り。
あまり鮨種で食べたことのない漁師料理あじのなめろう軍艦巻き。
最後に大好物の〆鯖。
ここのは身の色が若干赤みを帯びていてちょっと鯖らしく見えない。
今回はランチはご当地名物の牛たんにしたが、仙令鮨をいただいて寿司も大有りだナと感じた。
とにかく安くて旨い。
次回仙台に来る機会があったら、牛たんの誘惑を振り切って寿し店へ。
もう一度、仙令鮨で腹いっぱい仙台寿しを味わってみたい。