平家物語
第1回 光と闇の物語 2019.6.20
なぜ平家は短期間に歴史の表舞台へと躍り出ることができたのか。
貴族階級を中心に安定した秩序を保ってきた平安期だが、天皇家、宗教界、武士階級、庶民階級と、各勢力が著しく力を蓄え、力の均衡が崩れつつあった。
「平家物語」を読み進めていくと、各勢力すべてをつなぐハブ(中心軸)の位置を平家がになおうとしていたことがわかる。
彼らは各勢力の中心を占め全体を動かす主導権を握ることで勢力を拡大していったのだ。
平家がその際に利用したのは貴族がもちえなかった「闇の力」だった。
第一回は、「平家物語」の基本構造を学びながら、組織や人間集団が興隆していく条件を読み解く。
琵琶演奏 「祇園精舎」
平家物語 第2回 驕れるもの久からず 2019.6.20 「21」
100分de名著 平家物語 索引
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます