私のお気に入り宝箱

楽しいこと、うれしいこと、思ったことをあれこれと・・・

「シラノ」いろいろ

2009-06-09 | 朝海ひかるさん
「MATERIAL」のページが梅芸HPにアップされてました。


「シラノ」の2日間の観劇が終わって、
歌や言葉、それから姿を思い出します。

コムちゃんの立ち姿の美しさや、表情がとても細かくて、
見とれることもしばしばでした。

楽の日の鹿賀さんの声が6日の昼より、思わしくないようでしたが、
それがシラノの心意気や苦悩に通じるようで、シラノがいるようでした。

背景のベルジュラックの森が
ラグノーさんのお店での二人の歌の時だけじゃなく
最後にも現れる事が、その頃に二人戻れたのかな・・と思えました。
月が静かに輝いたり、大きくなったり、月食になったり、
シラノのことを表しているようでした。
クリスチャンは最後のシラノの言葉を信じたのか、
ロクサーヌの言葉は届いたのかなとか、
ド・ギッシュ伯爵は15年のあいだに、
シラノた絵ロクサーヌに対する気持ちは良い方に変わっていたのだと思えたり、
ル・ブレの友情はずっと変わらないことがうらやましかったり、
ラグノーさんが素敵だと思えたり・・・


そしてロクサーヌは静かに、穏やかに年を重ね、
その穏やかさはシラノの訪問のおかげと、クリスチャンの手紙。
で、その手紙はシラノが書いたもの。
ロクサーヌの心の内を思うと辛いけれど
シラノの頬に頬を寄せたロクサーヌは、
それからも穏やかに過ごしていけるのか、心の内を思うと哀しくなります。


コムちゃん大好きな娘は、今回は行かないと言い、観劇しませんでした。
いつもは「2人で観る分2回観たい。」と言ったこともあったけれど、
今回は一緒に観ればよかったです。

コメント
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