下の子との遊びの第二弾は谷川岳への登山でした。
もともと今回の帰省は「月に1度くらい山に登っておきたい」というものでした。
子供と言ってもアラサーなので、そろそろ体力の心配が出てきつつあるところからなのでしょうかね。
自分としては谷川岳は2015年以来なので、かれこれ10年くらい経っています。
その時は7月に行っていることもあって暑さ負けし、途中リタイヤが頭に思い浮かんだな~という思い出の山行でした。
その時も結局登り切ったのですが、経路上ではけっこう難行苦行だったことが頭の中に残っているお山です。
谷川岳って多くの死者を出していますが、それは崖を楽しむ人が多くて、登山技術が発達していない頃に事故が多かったからであって、ふつうに登る分にはそんなに難しくもないし、標高も1900m代なのでそんなに高度があるというわけでもない。
まぁ、標高がそんなものなので7月の登山は暑かったというわけですが。
そんな苦い思い出がある谷川岳になぜ行くかというと、
1)そろそろ時期的に紅葉が期待出来そうであること
2)敗退が頭をよぎった思い出を消さなければという思いがある
この2点です。
結果を言うと、紅葉についてはこれ以上ないような絶好のタイミングでした。
また、登山日の山頂は基本的に雲の中だったのですが、自分たちが頂上にいる間だけ山頂付近の雲が降下して自分たちがいるところから標高がやや下のあたりまでがクリアになったという大変ツイている状況だったのでした。
2)については、登山開始時点の速度を上げないものとし、また足の負担を極力軽減するように歩きました。
つまり登山行程の入りは超スローペースで始めたという事です。
個人的に谷川岳の3.2kmは長めの3.2kmと思っていて、数字より長い距離を歩かされた感を持つものと思いますので、入りを急いではいけないな、が前回の教訓なのでした。
このあたりは過去の経験がものをいう部分と言えるかもしれません。
今回は紅葉を見ながらの登山でしたので、そもそもそんな意識をしなくてもちょくちょく休んでその場所の紅葉を確認しながらの進行となりましたので、楽・・・じゃないですけど、肩の小屋に着くまでにリタイヤ?などということを意識することなく行けました。
肩の小屋に登った頃は霧・・・下界から見たら山頂は雲の中ということ・・・だったのですが、なんとなんと次第次第に霧が晴れていく。
白が薄くなっていく。
なんてラッキーなことが・・・という気分。
登ってみなければ分かりませんね、こればっかりは。
肩の小屋からオキの耳、トマの耳、浅間神社まで行ってから戻りました。
その間はほとんど霧はかからずに山頂付近から少し下の方までは見せてくれていました。
反対に下界は雲に遮られて見えませんでした。
下山は急な箇所で渋滞していました。
もちろん抜ける場所やタイミングでは抜いて歩いてきましたが、それでも下りのロープウェイ山頂駅到着は15時くらい。
すこし長く山頂付近にいたということはあっても、平日に渋滞にはまりながら下って16時で終わりとなるロープウェイに15時にならないと着けなかったとなると、休日に来るといった場合はちょっと心配になりますね。
ということで、紅葉満喫谷川岳でした。
このタイミングで行って大変良かったなと思っています。
『土合口駅』(標高746メートル)から『天神平駅』(標高1319メートル)を結んでくれています
広々とした山頂駅の前
紅葉の壁とかはふつうにあります
熊穴沢避難小屋
熊穴沢避難小屋で一休み
綺麗です!
富士宣言奥の院
ヘリコプターが飛んでいましたが、訓練飛行かな?というように見えました。
山の帰りはかつやに寄ることが多いのです。
AI による概要
登山後にビタミンB群を多く含む豚肉を食べることで、疲労回復に役立つ可能性があります。
と言っておられますしね(笑)