おじさんライダーの独り言

乗り物好きのおやじです。時事ネタありの独り言を書いてしまいます。です

富士山を通しで歩きたくて、一合目から五合目まで歩いてみました。

2021-07-30 15:26:58 | スキーと山の話題はこちらです
毎日毎日暑いですね。
こう暑いと運動とかする気にならないわけですが・・・。
富士山の一合目って標高どのくらいか知っていますか?


1450mほどです。
1450って、どんなか?
私が滑っていた赤倉のスキー場では確か最高標高が1600なにがしか
だったかなと思います。
そこよりちょっと低いくらい。
分からないですよね~。
ちょっと調べてみると、榛名山の一番高い山がそのくらいみたいですね。
秩父の武甲山は1400mまでありません。
そこがスタート地点って、一合目侮れないですよね。

ってことは暑くない状態でスタート出来るということなのです。
これって、この時期ありがたいですよね。
100mで0.6℃下がると言われているので、下界より平均的に
8.5℃くらい低いということになります。
下界が35℃あっても、一合目は26℃少々ということです。
良いですよね~。
と言うわけで一合目をスタートです。



一合目っていろいろなところにあるのですが、富士山に登った
時に吉田口登山道だったこともあり、また、2日がかりで
通しで歩くという意味では吉田口である必要があるので、
この馬返しと言うところからスタートです。
下部を中心に登る人など多くないからでしょうけれど、
ここは駐車場があまり大きくないのがちょっと残念です。


登山道のところどころにこういった石の池みたいなのがあります。
登山道の雨天時の保護目的なのかなと思いましたけど、
効果のほども分からないし、他の登山道で見たこともないので、
あまりよく分からないです。









これらは一部の写真ですが、歴史の道みたいになっています。
昔は五合目より上は神の領域なので山小屋等は無かったということ
なので、今とはだいぶ違いますよね。
ただ、これら、廃墟ですけど、登山中の変化になるので
楽しいです。

ただ、このルートは五合目に登るまで眺望の良いところ等は
あまりなくて、しかも富士山の形を考えてみてもらえればわかろう
と言うものですが、途中に下ったりすることなくひたすら登る。
ということであまり変化がないために修行的になりますね。


道はさすがに良いですね。
このあたりはさすがに富士山だなと感じるところです。


シャクナゲがありました。
この遅さはさすがの標高に伴う低温なんだな・・・と。


五合目に着きました。
五合目はこの佐藤小屋よりやや下みたいなのですが、
まぁ、ここも五合目ということなので、よろしいかと。


この佐藤小屋あたりまで来ると富士山らしい荒涼感と
溶岩に伴う砂が感じられます。
反対に言うと、ここまで富士山らしい荒涼感はなくて、
木々が頑張っているのだなと思いましたね。


なべ焼きうどん~♪

一応おにぎりとか持っていたのですが、空いた山小屋で
おいしそうななべ焼きうどんなんかがあったらそれは
食べさせていただいてしまいますよね~。
これ、絶品でした。
選んで、良かった~。


到着時には見えなかった六合目あたりが見えました。
もう食べた後だし、気持ちも切れていたので
登ったりはしませんでしたけど。
でも、この六合目あたりが見えたことで、頂上行った時との
ルートが繋がった気がしました。


最後に浅間神社に寄ってきました。


さて、あまり聞くことのない一合目から五合目までの富士登山。
山登りとしての評価は自分でも難しいです。
もともとピークハントしない登山をすることがほとんどないので
登山中に張り合いがない感じが続くのはそれはそれでつらいです。
しかも書きましたが変化がない。
これがまた気持ちの維持が難しい。
「トレーニング」と割り切れればこの涼しさは絶品。

カテゴリーは登山ではないということになるかもしれませんが、
一合目にある大文字屋さんの大将とご友人としばしお話しさせて
頂きました。
もちろん登山の話しとか、登山道の整備の話しとか、周囲の話しとか、
そういのもありましたけど、住んだことのある東急線の話しとか、
小田急線の話しとか、いろいろ話しが広がりました。
自分もそこそこの歳になっているので、彼らが先輩なのかどうなのか
分かりませんが、脱サラして小屋の主になっているのを聞いたりして
興味をもっていろいろ聞けたのが良かったかなと思います。
やっぱり都心にいるのとは違いますしね。
感じの良いおじさんたちなので、このブログを見て行かれる人が居たら、
お話ししてみてくださいね。



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