先日、「立志」と「武士道」を心して拝聴いたしました。コロナ禍どこまで続くか・・現実と受け止めにくいロシア・ウクライナのつぶし合い、北朝鮮のミサイルの異常数発射実験、はたまた、中国の派遣主義の現状に接する今、心を落ち着けて「日本人のこころと品格」シリーズを聴き波打つ心を平静を保ちたいが為に、復習勉強して世界の平和への糸口の祈りと・願いとしたい。
聖徳太子の制定した十七条憲法ってなに?
聖徳太子が推古12(604)年に制定した十七条憲法は、現代の憲法とは異なり、貴族や官僚など政治に関わる人々に道徳や心がけを説いたものです。
第一条 和を以て貴しとなし(やわらぎをもってたうとしとなし)ではじまる有名な第一条には、調和を最も大切にしなさい。身分を超えてみんなと議論を行えば、自然と良い方向に向かうものです。と
第二条 仏法を大切にするように
第三条 天皇の命令には必ず従うこと
第四条 上の者(上位官吏、役人)は礼儀を大切にしなさい
第五条 賄賂わいろはやめて民衆の訴えには公正明大に扱うこと、
第六条 悪事は懲らしめ、必ず改めさせなさい
第七条 適材適所が大事
第八条 朝から晩までしっかり働きなさい
第九条 何をするにも真心をこめなさい
第十条 人の意見をとりいれなさい
第十一条 功績と過失をしっかりと確認し、賞罰は公正にしなさい
第十二条 百姓から税を搾取するな
第十三条 官司は職務内容をよく熟知しなさい
第十四条 人の知識や才能を羨むのはやめなさい
第十五条 私心を捨て、公の事を行いなさい
第十六条 民に使役する場合には、タイミングを見極めなさい
第十七条に、何か重要なことを決める際は、一人で決めずにみんなで議論すれば、かならず良い結論に至ると記され、第一条に対応する形で締めくくられています。聖徳太子は、十七条の憲法を使って争いをやめて天皇を中心にまとまるように豪族に説いたのでした。
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次に、五箇条の御誓文(ごかじょうのごせいもん、五ヶ條ノ御誓文)は、明治元年3月14日 [1] (1868年4月6日)に明治天皇が天地神明に誓約する形式で、公卿や諸侯などに示した明治政府の基本方針である。正式名称は御誓文であり、以下は御誓文とする。
五箇条の御誓文(完成版)
1 広く会議を興し万機公論ばんきこうろんに決すべし。
2 上下心を一にしてさかんに経綸けいりんを行うべし。
3 官武一途庶民にいたるまで各々その志を遂げ、人心をして倦まざらしめん ことを要す。
4 旧来の陋習ろうしゅうを破り天地の公道に基づくべし。
5 智識を世界に求め大いに皇基こうきを振起しんきすべし。
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この五箇条の御誓文には、かみ砕いて言うと以下になる。
① 議会を設置して公儀に基づいて政治を行うこと
② 国民が一丸となって新しい国を作っていくこと
③ 今までの身分制度にとらわれない心構え
④ 昔の慣習や制度を変えていくことで、国際社会に取り残されないよう努め
ること
⑤ 知識を世界から学んで、天皇を基とした政治体型を作ること
といった明治政府の指針が書かれていました。これによって、日本が近代的な立憲国家として発展して行く方向が切り開かれたのです。
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【歩きメモ】3202歩・2.1km・10g・1433kcal
日記風575
「淵源は 大和心の 魂だ」
親しまない淵源とは、物事や事象の根源となること、物事の始まり という意味
「太子様 第9条は 基本なり」
「第4・5・6を 議員いましめ 我望み」 以上17条憲法について
次は五箇条の御誓文について
「御誓文 ③なすれば 幸也」
ー1年前のブログ参照ー
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