次代の国民の人間力(知的・精神力・見極力・人間愛・生命力)の向上に直結する人材育成に大きく寄与出来る。素材は多くある。その一例の将棋を広く普及させる事に我が身を捨てて尽力される人々の願いと真心に触れてみよう。滋賀・大津発信!
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「解けうれ通信」第80号 (藤井新棋聖特集) 令和2年8月1日
①史上最年少タイトル獲得
ついに藤井さん、素晴らしい偉業を達成しました。名古屋の故板谷進(杉本師匠の師匠)門下の悲願「東海地区にタイトル」を史上最年少にて見事に獲得。メディアの取り扱いの大きさも過去に類のないものでした。スポーツ紙はもちろんのこと一般紙までも一面トップというのには驚きました。中日新聞は号外まで出たようです。『藤井時代の到来』という見出しが各紙面を飾ります。王位戦も2-0にて木村王位を追い込んでいますし、今後、さらなる活躍が期待されます。この次の大騒ぎは羽生さんの数々の偉業を追い越した時かと思います。
②杉本師匠の存在感
今回、杉本師匠の存在感が大きい。もともと将棋界では師匠は影の存在で前に出ません。例えば
羽生さんの師匠が誰なのか将棋ファン以外には知られていません。今回の騒動で将棋界の師匠と弟子の関係が話題になったのは藤井さんの大活躍が一番の要因ではありますが、杉本師匠の人間性によるところが大きいのではないでしょうか? さらに将棋界では師匠が弟子に将棋そのものを教えるものではないという側面も関係しています。弟子の将棋の実力を高めるのは師匠ではなく、自分自身の力だと言われています。「藤井さんに教えたのはクリームソーダの飲み方ぐらい」 冗談めかした杉本師匠の言葉には将棋の奥深さと師匠の奥ゆかしい人間性がにじみ出ています。
③対戦相手までも評価を上げる
藤井さんが凄いのは対戦相手にまでスポットライトを浴びさせてしまう現象です。まずは「軍曹」と呼ばれた永瀬二冠。渡辺二冠も敗れはしましたが、これまでの活躍が繰り返し紹介されました。極め付けは「千駄ヶ谷の受け師」と言われた木村王位。王位戦第二局。「封じ手」の封筒をチャリティーオークション用に余分に作成。その売上を寄付とするという素晴らしい発想。負けても大いに男を上げました。
④「角一枚強くなった」
これは藤井さん自身の発言。プロデビュー時と今の実力を比較しての回答です。奨励会三段リーグ卒業レベルは年々高くなっていて新四段がトップ棋士に勝つことも珍しくありません。そんな状況での藤井さんの発言ですから、恐ろしい話です。
⑤自分の頭で考える
2017年、現役の名人の佐藤天彦さんが将棋ソフトに2連敗。一応の決着がついたと思われた将棋ソフトと人間との戦い。しかし、今回の藤井さんの指し手はAIの評価値を覆す?と大きな話題になりました。AIの活用についてインタビューに答えた藤井さん。AIの評価を参考にしつつも自分の頭で考えることの重要性を話されていました。再び藤井さんと将棋ソフトの対局が企画されるかもしれません。「藤井さんなら勝つかも!」という夢はそのままにしておいてほしい。
⑥定期号「令和2年猛暑号」および増刊号「創作必至Ⅲ」を発行しました。(7月末)
定期号「令和2年猛暑号」 表紙絵「ラクダ」 「創作必至特集号Ⅲ」 表紙絵「古銭」
【打倒コロナ!】全国の子供達に無料プレゼント。返信封筒(94円切手貼付)を同封下さい。
➀応募資格・・・小中学生(幼稚園OK)または女性 ②小中学生は「学年」「電話番号」「住所氏名」
「将棋段級位」「希望冊子名」を明記 ③締切日令和2年9月15日消印(詳細090-6678-3012三宅)
④宛先〒520-0025大津市皇子が丘2-4-10-505「将棋を孫に伝える会Ⓣ」三宅まで
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【歩きメモ】
18077歩・12.2km・49g・2236kcal
日記風川柳
「11回 長命寺に お詣りを」「一旦は これにて終わり 次にまた」
「豪雨会 頂上で 切り代えて」「ヒグラシと ウグイス鳴きて 笹新葉」
ー1年前今日のブログ記事ー
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