母と子

この週末、錦糸町→千葉→鎌倉と関東を行ったり来たりの小さな旅をしました。

千葉には妹家族が住んでいて、4月に生まれた次男のななちゃんが一段と重くなってた。
長男のももちゃんはよくしゃべるし、お手伝いもするし、歌って踊ってまぁテンション高っ。
次男のななちゃんはアレルギー体質だそうで、肌がかわいそうに荒れてしまっていて。
そんな話を聞いていたから、糠床でニンジン、カブ、キュウリ、ナスをたくさん漬けて
糠漬けセットをお土産に。
一昨日から妹も卵、小麦、乳製品を一旦カットしているそうなのです。
前はお菓子も大好きだったから辛いでしょうけど。
その甲斐あってか、この1日で目に見えてななちゃんの肌荒れがきれいになってきた。
母と子どもって繋がっているんだなぁと思います。
ななちゃんは、もしかしたら妹のちずちゃんの食生活を正すために生まれて来てくれたのかもしれないねと心ひそかに思っているのですが。
母と子のあいだには神様にしかわからない絆があるようです。

翌日はまた東京を通りこして鎌倉のよひらギャラリーへ。
友人のちほちゃんが初個展をしたのでお祝いに。
こちらも母娘二人展。
お母さんがさおりという手織りの布で洋服やストールなどの作品を創られる方。
ちほちゃんは、自身で作ったフェルトから帽子を創っている。
二人の合同展覧会でした。
帽子作りは十数年前からだそうなのですが、妥協のない姿勢で長年のひそやかな努力が実を結んでの初個展、私もとても嬉しかった。

ご主人の大ちゃんの全面的な支えも受け、大成功の3日目におじゃましました。


温かくてエレガントで素敵な帽子ばかり。
もう1日あるから体力温存してもらおうと早めに別れようと思ったのだけど、
みんなでご飯を食べ、その後ちほちゃんは明日の準備のために帰宅、
ご主人の大ちゃんは気のいい飲べえなのでそのままダラダラ久しぶりにサシ飲み、ちほちゃんの今後の活動をあーでもないこーでもないと相談しつつ
なぜか大カラオケ大会になって、やっとこさの終電。
どっと疲れたけど、小さな旅は気分転換になって楽しい。
母と子の絆を感じた一泊二日でした。

そして今日は母の命日。
花屋さんはもう春の花だらけ。いつも行く花屋さんに薄ピンクと紫でささやかな束を作ってもらいました。

歌の効能

土曜のよみうりカルチャーPOPS講座は、今年も無事に開講しました。
体験フェアで新しい方もお一人みえました。
人間やはり年とともに体の機能がこれまでのようにはいかないことも多く、
歌うことによって心身活性化したいということでした。
歌に限らず普段しないことをすると体が活性化しますよね。
声をだして体に振動を与えるのは大賛成。大切なことだと思います。
それに、歌詞のロマンチックさ、力強さ、繊細さが心の奥に作用します。歌の効能。

土曜日はみなさん女性なので、それぞれの曲を一般的な女性のkeyよりも少しだけ低いところからはじめて、
どうですか？高い？低い？と聞きながら合わせて行くのですが、
先日、いつも貴重な自由な発言をしてくれるある方から
「家ではいつも鼻歌で歌っているから、キーなんてわからないわー。一度好きなように歌わせてほしいの」
という意見が出て、にゃるほどーと思いました。
次回からそうしますね。どうぞ、好きなように歌ってみてください～。
そういえば、私のサンバの師匠もいつもそういうkeyの合わせ方をしてくれる。
ちょっと歌ってみてと言われて無伴奏で歌っていると、それに合わせて伴奏してくれる。

みなさんからポツリと出てくる意見て、結構本質を突いていることが多いですね。
今年もどうぞよろしくお願いします。