染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

申年は赤い下着が出る?

2015-10-30 15:42:34 | 日々の政治・哲学
12年前の申年(の前の年末)、赤い下着がたくさんたくさん売り出された。

ある下着には「申年は赤で」という標語がついていた。

相鉄ローゼンは「申年の縁起肌着」2004年に幸運と元気を。「『申年に肌着を身につけると病が去る』という言い伝えが全国にあります。申年のインナーは縁起がよく、幸福を招くと云われています。」とある。「御祈祷」という札も入っている。

グンゼもたくさん出していた。ご祈祷入りのもあった。3年ぐらい前に、グンゼの売れ残ろパンツを買うことができた。どこかにしまってあるはず。

2004年のあのとき、「申年の下着」をいくつか買った。男物の猿股も。

なぜか?びっくりしたのである。

「申年に下着を買うと(そして「申」と書いておくと)下の病にならない。誰かにお世話にならない」というのは、私は若いときに神奈川県の職場で聞いたことがあった!

ざっと数えて36年前だ!
「あんた、こんなことも知らないの?」と言われた。職場のおばちゃんたち(当時40代から50代)は、筆で「申」と自分で書いたらしい、白いデカパンをはいていたのである。

追記。グンゼの「申年のパンツ」まだ包装したままのが出てきた。ご祈祷つきで、ピンク色だ。写真とったら、載せる。