染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

マンガ好きの60代

2018-10-20 22:58:28 | 日々の政治・哲学

年上の友人が、昔、雑誌「COM」をとっていたという。最初から最後までだそうだ。虫プロから出ていた雑誌で、手塚治虫の「火の鳥」がたまに載ったが数年でつぶれた。

この雑誌に載っていた、女性漫画家はすごかった。
八代まさこ、やまだ紫、樹村みのり、岡田史子、などなど。最後の方で萩尾望都も。男性では諸星大二郎が投稿していたのを覚えている。

彼女と、最初に「フイチンさん」の話をして、作者上田としこの伝記を
書いた「フイチン再見」という漫画があるよ、といいだしたのが、はじまりだった。「マーガレット」「少女フレンド」の前である。
水野英子もすごかった。彼女は、「星のたてごと」を覚えているという。水野が、石森章太郎などと、トキワ荘で描いたもの。

石森も、「com」では「ジュン」という恐ろしく人気のあるファンタジーものを連載していた。

この、年上の友人とは、付き合って10年以上たつが、まさか昔の漫画に詳しいとは、知らなかった。

人は、見かけによらない。

追伸。10月21日は、十三夜だそうだ。写真は、スーパーの飾り付け。満月と、うさぎをあしらっているお菓子。月見団子もある。今年も、、ヤマザキ製菓がんばっている。

いろんなことが起こる!

2018-10-20 20:31:02 | 日々の政治・哲学

ちょっと旅行をして、新聞やテレビやスマホで、ニュースを見ることができなかった。
帰ってきて、トルコのサウジアラビア総領事館で、記者殺害疑惑。来年10月から消費税10%に!ローマ法王が、北朝鮮に行くかも?イギリスはまだ、EUから出そうにない。

いろいろ思うことはあるが、私の考えることは小さい。旅行先のホテルのモーニングが、何を食べてもまずかった。出してある醤油は、ダイソーのだった。ソースは、イカリソース。これも百円ショップだろうか?

友人は、勧められて、夜の食事をここで食べたのだが、何を食べてもまずかったという。何が悪かったのか?
そののち、もっと安い民宿へ変わる。しかし、この民宿「朝食が1000円」ときき、素泊まりにする。
ちかくの喫茶店で、「モーニング450円」という
ところを見つけた。次の日の朝、行ってみた。ここは当たりだった!

古風なモーニング。角砂糖つきの紅茶。目玉焼きとキャベツ。マーガリンべったりのトーストだったが、それは許す。450円でこれはできすぎ!


災害のない土地はある?

2018-10-09 10:08:11 | 日々の政治・哲学
数日前の NHKラジオ の放送が気になった 。

読者からの投稿である。 出雲の人らしく こちらでは災害は今年もありません。無事でした。 出雲は神様の いらっしゃる土地なので災害はないんです

というようなことを言っていたと思う。
特に10月は神様が出雲に集まる神在月(かみありつき)なので、、 というようなことを 言っていたと思う

そうなの?東北で 大地震があったのは東北が悪いから?「 天罰だ!」と、 石原都知事があの時言っていて、非難されていたね。

熊本で群発地震があった。 広島で大豪雨があった。この前から続く北海道の地震(昨日の夜もあった)もそうなの ?

いやいや、違うでしょ

日本はいろんなところで災害があるけれどそれは「神様」とは関係がないと思う。 関係があると思っちゃダメだと思う。「神様のお怒り」だとか「神様の御加護がある」とかそうではないと思う。

戦争中に、たまよけ、鉄砲の玉よけのおまじない、おふだ、メダル、などが流行る。いつも。「神頼み」しか、なくなってしまったので。私も「サムハラ」とかいてあるメダルを持っている。戦争中のものだ。うちのどこかにあるが、あてにするために持っているのではない。

1952年に、北海道十勝沖地震があったそうだ。マグニチュード8、2の大地震だった。「北海道はあまり地震がない」と、今回の地震で言われていたが、他にもいくつかあったのだ。

北海道十勝沖地震の話は、「拓北農兵隊、戦災集団疎開者が辿った苦闘の記録」を読んで知った。
この本、横浜大空襲で焼け出された人々が、その後すぐ、北海道に開拓農民として入った記録だ。
7年北海道にいて、帰ってきた、石井次雄さんが自費出版した。なかなか面白い。

もう少し戦争に負けるのが早かったら、北海道に来なかった。そういう人々が、どう考え、どう行動したのか。国は「棄民」をした、というのが、本音であった。写真は、カヤツリグサと一緒に咲く露草。10月初めに、露草。もう少し、咲いてくれるかな。

世界はすごい、ノーベル平和賞

2018-10-08 00:27:55 | 日々の政治・哲学
ノーベル平和賞が決まった。
コンゴ人医師、デニ・ムクウェゲさんと、イラク人の、ナディア・ムラドさん。クルド民族の少数派、ヤジド教徒の家庭で育った。「戦争の武器としての性被害」に対しての、ノーベル平和賞はすごいと思う。私はまだ、この二人に対して、見たり読んだりしていない。(2015年に「女を修理する男」という映画が撮られた、ときいた。)

長く生きていると、ノーベル平和賞も、くにくにしていて、まっとうではない。不適切な人が受けることがあるぞ、と感じている。他のノーベル賞も、えこひいきとか、差別のようなものがあるのではないか?とも感じる。

だが、今回は、たぶん快挙だ。#MeTooの後押しもあって。tもう少し、この二人について、知りたい。

トランプ氏が、先日FBIに「彼の性暴力疑惑について捜査せよ」と命令した、ブレット・カバノー氏が、堂々と連邦最高裁判事になりそうだ。私は、過去のセクハラ被害を照明するのは、つくづく難しい、ということを感じた。もちろん、FBIがちゃんと操作していたって、トランプ氏がにぎりつぶせば、それきりなんである。うちの国だって逮捕令状までとって、逮捕されなかったレイプ犯がいたと思うし。

この頃読んでいる本、読むかもしれない本。

2018-10-06 22:18:09 | 日々の政治・哲学

なんと昨日ラジオ、荻上チキの SESSION でやっていた沖縄の本、藤井さんの
「沖縄アンダーグラウンド」と 岸さんの「初めての沖縄 」は

図書館に お願いしてみると もう 何人もの何人もの人の生き方「注文」が入っていた。すごい。
「 ダンボー」 ダンボールの ダンボー だ。その名の本があったのでつい買ってしまった 「よつばと!」 という漫画の5巻に出てくるダンボールでできたロボットの写真集だった。
松本哉「世界マヌケ反乱の手引き書」前に柄谷行人の書評を読んで、この本、読みたいと思っていた。この前の、「貧乏人の逆襲!タダで生きる方法」は、買った。面白かった。



野田サトル「ゴールデンカムイ15」
最後のページの参考資料がまた増えた。細かい字だよ。話が樺太に行ってしまったので。樺太アイヌとロシアについての資料が入った。

今中哲二「サイレントウォー」
原子力ムラと闘い出世を捨てた。
日本でもっとも信頼できる原子力の専門家が語る
「本当のこと」と「これから起こること」!という帯が。2012年刊

村山早紀「かなりや荘浪漫」「花咲家の人々」
村山は、「コンビニたそがれ堂」の話が一番好きだが、風早(かざはや)という街を構築して、その中に生きる人々のストーリーを書いているシリーズがたくさんあり、読んでいて楽しい。それらの人々がどこかでクロスすることもあるので。読んでいて、やっと気が付いたが、村山は、長崎出身。長崎のイメージが、風早の街に入っている。海が近く、戦争にあって焼け、昔外国の人たちが来て住んだ屋敷がある。しかし、どうも横浜とはちがうのだった。文庫書下ろしばっかりだった村山が、単行本を出した。今度、語りたい、


五木寛之「孤独のすすめ、人生後半の生き方」
見田宗介「まなざしの地獄」