相変わらず楽器の練習に集中できない息子は、
チョロっと弾いてはキッチンまで喋りに来ます。
イラっとして、
何やってんの、早く戻りなさい、
集中しなさーい!
と言いたくなるんだけど、
時々、話す内容がおかしくて
思わず聞いてしまう。
昨日はこんな話をしていました。
「今日、友達と喋ってて思ったんだけどさ、
流行ってすぐに過ぎ去ってしまうんだね。
ちょっと前まですごい流行ってて、
みんな夢中になってたのにさ、
今は「あんなもん、もう古い」とか「ダサっ」
とか言われてるんだよ。
どんなに人気があっても、
あっという間に見向きもされなくなるんだよね。
流行りって虚しいなと思った。
僕、芸能界に入ろうと思ってたんだけどさ、
やめることにした。
あんな風になるのは嫌だわ。」
え。
・・・芸能界、入ろうと思ってたんだ・・・(°_°)
息子の学校には
芸能活動をしている同級生が
2人いるので
(しかも結構本気の仕事としてやっている)、
身近に感じているのかもしれないけど。
で、
そういえば、
その同級生が入っている
なんとかって劇団に所属したいから
手続きしろとか何とか
言ってたことがあったけど。
もしかして、あれ、本気だった?
………いやいやいやいや。
お母さん、そういうのは、ちょっと
応援できないというか、
したくないというか…
こっちがあれこれ言う前に、
あるいはうっかり足を踏み入れて
コテンパンにされる前に、
「芸能界は、無いな」
と思ってくれて良かった。