olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

マニュエル・ルグリ、ウィーン国立バレエ団

2016-04-20 | バレエ
子どもがバレエを習っていなかったら
絶対に観ることがなかったであろう
バレエの舞台も観ることができました。



マニュエル・ルグリ、ウィーン国立バレエ団
沖縄公演。
マニュエル・ルグリとウィーン国立バレエ団ダンサー 沖縄限定プレミアム公演 Manuel Legris and the Wiener Staatsballett Dancers




まず、バレエ教室の生徒を招いてくださった
リハーサルを観に行きました。


なんと無料!!


チケット高いから無理だね、と
公演を見るのは
最初からいとも簡単に諦めていたのですが、
無料でご招待いただいたとなれば
行かない手はありません。


しかし、さすが一流のプロ。


何の予備知識もない不心得者の心も
抗いようもなく鷲掴みにする
圧倒的な美しさ!

あっという間に虜になったのです。

バレエのことは知らない。
どこがどう素晴らしいか、なんてことは
見る目が育っていないので分からない。
けど、それでも動きの一つ一つに惹きつけられ、
ため息がもれる。


日本人は体型的にバレエには向かないよね
という考えを撤回したくなる
美しい日本人ダンサーもいました。

橋本清香さんと木本全優さん。

(橋本さん、このたびプリンシパルに
 昇格されたそうですね!)

「日本人」とひとくくりにしてはいけない。
こんな人もいるのねぇ…。
とため息と共に反省したのでした。


リハーサルのあまりの素晴らしさに
こ、これは、ぜひ本番も観なくては!!となり
急遽、一番安い席を2つ確保。



・・・観て良かった(涙)


息子の心に食い込んだ作品↓
今もたまに思い出しては真似してます。
そして、このモーツァルトとパッヘルベルのカノンは
今も彼の好きな曲ベスト10に入っています。
で、いつか自分もカノンを踊ると言っています(笑)

Mozart à 2


Le Parc - Aurélie Dupont and Manuel Legris


こう近くで映した映像を見ると官能的でドキドキしますが
舞台の上では動きの美しさが際立って、目を奪われていたので
子どもが見ても大丈夫な感じでした。


ROBERTO BOLLE ~ Le Souffle de l'Espirit (Canon in D major)




こんな心に残る素晴らしい舞台、
ちっとも高い買い物じゃなかった。

なぜ沖縄公演が実現したのか分からないけど、
とにかく来てくださってありがとう!
マニュエル・ルグリさん。

またこんな幸運な機会があるのなら、
今度はセコいこと考えず
何をおいても真っ先にチケット確保します!



最近になって、ウィーン国立バレエ団、
マニュエル・ルグリ監督作品に関する
情報を知るようになり、
ようやく、あれがどれだけラッキーな
得難い体験だったのかという
有り難さが分かってきた私。


海賊↓
沖縄公演でもこの一部を見ることができました。
フルで見てみたい!
・・・ウィーンに行かないと無理なんだろうな(ため息)

Manuel Legris: LE CORSAIRE | Wiener Staatsballett




いやぁ。重ね重ね、観といて良かった…




子どものおかげで世界が広がります。
ありがとう。


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