英語の先生、Jさんは作曲家志望。
・・・いや、既に作曲家と言っていいのかな。
お母様のVさんは、ピアノの先生です。
先日、Jさんは頭が良いね!という話から、
Vさんはこんなことを話してくれました。
「そうなの。
彼のスマートさは、親を超えていると思う。
彼の前にはあらゆる道が開けていたのに、
音楽の道を選んでしまった。
音楽!
もちろん素晴らしいけど、稼げないのに!(笑)
音楽は趣味にして、他の仕事を目指したらどう?
って思ったわ。」
・・・(笑)
その後、別のところで、
音高・音大の学生が直面し続ける
プレッシャーの大きさのことが話題になりました。
(周りは全て敵、常に比較され、
常に優劣を意識させられる、みたいな)
いやーーー。芸術の世界は、厳しいね!!
仕事の有る無し以前の問題で、
精神的に強くなければ
社会に出る前につぶれてしまいそう。
それに比べると、普通科高校、(日本の)文系大学の
なんとノホホンとしたことよ。
ノホホンしか知らない私が、
芸術科、いいんじゃない?と
気楽に勧めていいものではなかったな、
と少し反省しました(^^;
その流れで思い出したのが、ロバート・デ・ニーロが
随分前に読んだのですが、心に残っていたんです。
とても厳しい世界だけれど、好きなんだろう?
なら仕方ない、進むしかない。
精神的にタフであれ、拒絶されてもめげるな、大丈夫だ、と。
ユーモアと優しさが溢れる
すばらしいスピーチだと思います。
(日本語訳は、上のリンクから飛べます。
下は動画。会場の雰囲気が分かって楽しいです。)