息子がクラスでの自分の立ち位置と、
給食おかわりについて語ってくれました。
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ぼく、男子とは最初から
普通に仲良いんだけどさ、
女子は、最初、
ぼくのこと警戒するんだよね。
ほら、ぼくって、にぎやかな性格だから、
うるさいとか、
近付かない方がいい、みたいな。
メンタル病み担任からは
目をつけられて
しょっちゅう怒られてたから、
そのせいで僕に
悪いイメージがあったのかもしれないし。
でも明るい担任に変わって、
ぼくは先生と仲良くなったし、
女子も、
僕の外面的なにぎやかさ慣れてきて、
僕の内なる良さに気付いてきたんだよ。
にぎやかさの影にある、僕のこの優しさに!
それで、今、僕はほとんどの女子と
すごい仲良しなんだよ。
そしたらどういう良いことがあると思う?
女子が、食べられないフルーツを、
「おかわり用ボックス」に戻す前に
僕にくれるんだよ!!!
「おかわり用」に持って行かれると、
熾烈なジャンケン競争が待ってるから
あんまり当たらないんだよねー。
だから、その前に、個人的にもらうわけ。
一人一個のデコポンが出た日なんて、
僕、一人で8個のデコポン食べたんだよ!
最高でしょ!(食べ過ぎでしょ!)
信じられないんだけどさ、
フルーツ嫌いな子って結構いるんだよ。
ビワが出たときなんて、
みんな、ビワの存在すら知らなくて、
未知の物体みたいな扱いでさ。
「なにこれ気持ち悪い~」とかいって
残すんだよ!
あんな美味しいものを!
ぼく、食べ放題!!
最高だったなー。
ぼくの頭には、クラス全員の
「嫌いなフルーツリスト」が入ってるんだよ(^▽^)
ちょうだいって言ったら、くれるし、
次からは言わなくてもくれるの♡
中学になってから、
嫌いなものを無理矢理
食べさせられることがなくなったから、
給食が楽しみでしかなくなった!
今考えたらさ、小学校の
「嫌いでも絶対食べろ」っていうアレ、
なんだったんだろうね?
あんなの、ただの拷問でしょ!
何のための教育?
将来、吐くほど嫌なものを食べさせられても
我慢できるようになるための訓練?
飢饉とか、捕虜になるとか、奴隷になるとか
サバイバルのための訓練?
わけわからん!
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ほんとにね、あれ、何なんだろう。
食べ物を大切にとか
好き嫌いをなくすとかいう
大義名分を掲げて
子どもが食べたくないものを
強制的に食べさせるなんて、
人権侵害でしかないと思う。
教師がそんなこと強制する権限など無いのに。
極端な偏食のせいで
明らかに健康を損ねているなら
口を出したくなるだろうけれど。
マヨネーズが天敵の息子、
小学校の時は、完食強制のせいで
給食が大きなストレスになっていたけれど、
中学生になると
その辺あっさり放置で
自由な取捨選択が可能なので
楽しい給食ライフを謳歌しているみたいです。
よかった、よかった。