olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

褒められたら伸びるタイプです!

2019-08-08 | チェロ
チェロの先生と息子との会話。

どういう話の流れだったか忘れたけれど、
先生が息子に「将来の夢はあるのかな?」と訊ねた。


息子「僕の夢? 176歳まで生きること!


ハキハキと即答。
たぶん、先生の意図からズレた
斜め上の回答だと思うけどね!


息子「図鑑にガラパゴスゾウガメが
   最長176歳まで生きたって書いてあったから、
   ぼくもそれくらい生きたいなーと思って(^∇^)」


先生「(笑)いや、うん、それもいいと思うんだけどね!
   職業的に、やりたいことはあるのかなー?」


息子「えー・・・・・・
   農業とか、アナウンサーとか、まあ、いろいろ。
   いろいろありすぎて、まだ決められないんだけど・・・」


先生「そうか!いいことだね!
   沢山あるって、素晴らしいよ!
   ・・・その中にチェロも入ってる?(ワクワク)
   ちょっとでも考えたことあるー?」


息子「チェロは……
   あ!ぼく、チェロはお年寄りになってから
   教えようかなーと思ってるんだ(^_−☆」

先生、ずっこける。「お、お年寄り・・・?」


息子「あ、お年寄りになってからでも百年以上あるから、
   充分時間はあるよ!
   もちろん、ずーっとチェロは続けるつもり♪」


先生「…(^-^;
   まあ、老後の趣味にチェロは最高だと思う!
   音自体に癒やされるしねー。

   …そうかー、とりあえず「チェロを仕事に」
   とは考えていないのね。
   残念だなーー。
   うん、でも、そうだね、
   これからまた変わるかもしれないしね!

   もし、ちょっとでも
   大学でチェロの勉強をしたい
   と思ったら、早めに言ってね!
   芸大受験するには、早めに大先生に
   レッスン見てもらった方がいいと思うから。」

その後、先生は、
芸大受験すると決めた高1の子の話や、
大学オープンキャンパスでの体験レッスンの話など
具体的な話をしてくださいました。


先生の話を聞きながら、
私は心の中で、全力でツッコんでました。


・・・先生、この子ですよ?

謙遜ではなく、
たとえ本人が「音楽の道に進みたい!」
と望んだとしても、
「は?(身の程知らずが、なに寝言言ってんの?)」
と鼻で嗤われても仕方のない実力だと思うんです。


・・・ああ、そうか。
先生は、夢を与えてくださったんだわ。

「ぼくなんてどうせ・・・」
と思いながら練習するより、
「ぼく、先生に期待されてるんだぜ!
と思ったほうが俄然ヤル気が出るだろうしね!


先生、ありがとうございます(感涙)


案の定、息子は、帰りの車中、
「ぼくって、けっこう期待の星なんだね!
とニヤニヤが止まらない様子でした。

豚もおだてりゃ・・・(笑)

登った高さに見合う練習してね。


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