olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

英検準2級、合格しました(中2)

2020-09-01 | おっとっと語学学習
息子(中2)、英検準2級に合格しました。

びっくりです。

…毎回、合格する度に
びっくりしているような気がするけど(笑)



★一次試験

リーディングの点数が低いのですが、
さらに詳細を見ると、
短熟語・文法の問題だけ
半分くらい落としています。
やっぱりね(笑)
ライティングのマイナスも、
問題は文法です。

実際、息子の文法知識は、
「へ?」ってところに
穴があったりするんですよね。

いまいち分からなくても
前後から推測して辻褄合わせる力技には
慣れているんだけど、
ピンポイントで知識を問われると
穴が露呈するという。

それでも準2級、受かるんだなぁ。
さすが、だいたいのことを勘で乗り切る男
実践には強いはず、と思っておこう。


★2次試験(面接)

息子、対面お喋りは得意分野なので
放っておいても大丈夫そうではあるのですが、
でも、
私は普段、英語レッスン時の
息子の「ルー語」っぷりを見ているので
過信はできない。

「これはテストなんだから、
ちゃんと主語と動詞を入れた文章を作るんだよ」
と注意して、
一応、前日に一問だけ予行練習してみました。


絵を見て、できるだけその絵を説明してください、
という問題。


(落書きは、息子によるもの)

息子の答えは…

He painted the bench before.
But he thought it was not enough. 
He wanted to paint more marble and dots!
He wanted art!
So he painted more.
Now, he is happy because he thinks it’s better than before.

だいたいこんな感じ。
意外性に満ちた回答です(笑)


ちなみに模範解答は、

The bench is old, so he's thinking of painting it.
(短かっ!)

そして、
 「ベンチが古い(汚れている)」
 「男性がそれにペンキを塗ろうと考えている」
 の2点を表現し、
 前者が後者の理由であることを示したい。
という解説がついています。

・・・もしかして、息子の回答だと、
英語以前の問題でマイナスされる可能性、ある??(笑)


高校で英語教師をしている友人に
この話をしたところ、

「わかる!
模範解答をまる覚えして、
それしか言えないんだけど
逆を言えばそれだけは言える
というレベルの生徒が多いから、
紋切り型の回答ばかり続いて
つまらないんだけど、
英会話に慣れてる生徒は
模範解答なんて見ようとしないから、
自由な発想が面白いんだよねー!」

と言っていました。
やっぱりね。そうだよね。


さて。

試験本番では、
息子の前の高校生が
ガッチガチに緊張して、
しどろもどろに答えている様子が
うっすら伝わってきたそうです。

それで
「…ぼく、もうちょっと上手くできるかも?」
と気が軽くなった息子、
足取り軽く、にこやかに入室し、
回答にあたっては
Oh, well... で始めてみたり、
That's all. で締めてみたり、
こなれ感を前面に押し出しちゃったそうです。

まぁ、
会話でも演奏でもなんでも、
実力に多少不足があったとしても、
雰囲気と勢いで
良い感じにまとめちゃうのは
彼の得意とするところなので、
気分が乗るとそうなるのでしょう。


そういえば、前回、3級の面接でも
気分が乗っていたらしく、
試験終了後、勢い余って
会場ビル出入り口の受付の女性に
Thank you! Bye!
と、ウィンクせんばかりの勢いで
軽やかに挨拶していたなぁ(笑)


・・・幸い、息子は2次も受かっていました。



たぶん、本番では、
独自路線の勘違い
発動しなかったのでしょうね。
ラッキー。

***

結果を見ると、
2級合格ラインまであと少しなので、
来年あたり?
2級に挑戦するんじゃないかな。

たぶんこの先も
気楽に、ゆる〜い勉強しかしないだろうけど、
それで行ける気がする。

あ、少しは文法の穴を
埋めておかなくちゃね(笑)


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