小学校入学のお祝いで図鑑を買ってもらう子は
多いのではないでしょうか。
うちもそうでした。
小学校に入る頃の息子のブームは
生き物(動物、虫、魚、恐竜)と地図でした。
子どもというのは概してそういうものですが、
この子も幼い頃からものの名前やら何やらを
とても知りたがり、覚えたがる子でした。
2,3歳の頃に何かの魚を見て
「おさかなさん」と言ったら、
「おさかなさんじゃなくて、名前を言って!
おさかなさんって名前じゃない
これの名前、あるでしょ?」
と怒られたのを覚えています^^;
こうした子どもの傾向をよく知る幼稚園の先生とも
「この子の傾向として、与えたら与えただけ
貪欲に知識を欲しがるだろうから、
知的に目覚めさせるようなものは
幼稚園の間は極力避けたほうがいいでしょうね」
と話していて、
どんなにねだられても幼稚園のあいだは
図鑑を買い与えることはありませんでした。
(その頃、息子が図鑑代わりに勝手に愛読していたのは
食材としての魚がいろいろ載っている料理本や
沖縄の危険生物警鐘冊子でしたねー)
待ちに待った図鑑は、入学記念に買ってあげました。
大興奮で愛読していましたねぇ。
子どもにとっては
待ちに待った知識の世界へ!禁断の門、解禁!
って感じでしょうか。
小学生用の図鑑は
各社横並び状態で出版されていますが、
うちは学研の図鑑を選びました。
最初に「魚」を欲しがったので、
その監修者、執筆者、協力者を
比べた結果だったはず。
DVD付きのものは最初から除外。
値段はDVD無しのものと同じに設定されている、
ということは、書籍制作金額の内訳として
DVDにお金がかかっている分
本体の内容がおろそかになっているだろう
と考えたからです。
小学生になると学習に準じるこういう本を
自分で読むようになるので
図鑑的な知識は格段に増えます。
いわゆる死んだ知識ですが、
彼の中ではあの動物たちは
生きているんだろうなぁ
と思ったり。
蓄えた知識は案外活用の機会も多く、
公園や海や水族館や動物園で
本物の虫や魚、動物を見たとき
すぐに「あ!○○だ!」。
うんちくもベラベラと。
大人のほうが分からなくて後で調べたりすると
だいたい正解だったりするので、
びっくりです。
あの細かい特徴の記憶や観察眼、
真似できないなぁ。
好きこそもののなんとやらですね。
けれど、幼稚園の間、待たせたのは
正解だったと思います。
「早ければ早い方がいい」「興味をもったらすかさず与える」
という考えも世の中にはありますが、
私は、発達段階を考え
相応しいものを相応しい時期に与える
という考え方に賛成なので、
たとえ知識を求める傾向のある子でも、
幼稚園の頃はひたすら実体験を堪能することに
全エネルギーをつぎこむようにし、
知識的なものは学齢期になってからでいいと思っています。
ちなみにこの図鑑好き、
グレードアップしつつ今も続いています。
この前のクリスマスには
ナショナルジオグラフィックの動物図鑑を手に入れ
ほっくほくでした。
小学生向けではないのかもしれません。
フリガナついてませんし(笑)
けれど、うちの子もそうですが、
興味がある子はそんなことは気にせず
かじりつくでしょう。
動物の紹介は写真ではなく、ほとんどが絵なんです。
すばらしいです。
脱線しました。1年生に話を戻します。
図鑑に心躍らせていたこの頃、
図鑑の他に読んでいたのは
主に昔話や物語でした。
努めてそういうものを与えた、といった方がいいです。
親の方がそういう意識をもたないと
ファンタジーが子どもの世界から急速に失われていきそうで。
学校生活の中にはファンタジーのかけらもないので
その世界に埋没しては いけない!と
危機感をもっていたんだと思います。
この頃、繰り返し読んでいた本は
「世界の民話」、「ちいさいモモちゃん」のシリーズ、
「グリムの昔話」、「日本の神話」(松谷みよ子)、
「ギリシア神話」(石井桃子)、「アラビアンナイト」
などがあったかな。
地図についてはまた後日。
多いのではないでしょうか。
うちもそうでした。
小学校に入る頃の息子のブームは
生き物(動物、虫、魚、恐竜)と地図でした。
子どもというのは概してそういうものですが、
この子も幼い頃からものの名前やら何やらを
とても知りたがり、覚えたがる子でした。
2,3歳の頃に何かの魚を見て
「おさかなさん」と言ったら、
「おさかなさんじゃなくて、名前を言って!
おさかなさんって名前じゃない
これの名前、あるでしょ?」
と怒られたのを覚えています^^;
こうした子どもの傾向をよく知る幼稚園の先生とも
「この子の傾向として、与えたら与えただけ
貪欲に知識を欲しがるだろうから、
知的に目覚めさせるようなものは
幼稚園の間は極力避けたほうがいいでしょうね」
と話していて、
どんなにねだられても幼稚園のあいだは
図鑑を買い与えることはありませんでした。
(その頃、息子が図鑑代わりに勝手に愛読していたのは
食材としての魚がいろいろ載っている料理本や
沖縄の危険生物警鐘冊子でしたねー)
待ちに待った図鑑は、入学記念に買ってあげました。
大興奮で愛読していましたねぇ。
子どもにとっては
待ちに待った知識の世界へ!禁断の門、解禁!
って感じでしょうか。
小学生用の図鑑は
各社横並び状態で出版されていますが、
うちは学研の図鑑を選びました。
最初に「魚」を欲しがったので、
その監修者、執筆者、協力者を
比べた結果だったはず。
DVD付きのものは最初から除外。
値段はDVD無しのものと同じに設定されている、
ということは、書籍制作金額の内訳として
DVDにお金がかかっている分
本体の内容がおろそかになっているだろう
と考えたからです。
小学生になると学習に準じるこういう本を
自分で読むようになるので
図鑑的な知識は格段に増えます。
いわゆる死んだ知識ですが、
彼の中ではあの動物たちは
生きているんだろうなぁ
と思ったり。
蓄えた知識は案外活用の機会も多く、
公園や海や水族館や動物園で
本物の虫や魚、動物を見たとき
すぐに「あ!○○だ!」。
うんちくもベラベラと。
大人のほうが分からなくて後で調べたりすると
だいたい正解だったりするので、
びっくりです。
あの細かい特徴の記憶や観察眼、
真似できないなぁ。
好きこそもののなんとやらですね。
けれど、幼稚園の間、待たせたのは
正解だったと思います。
「早ければ早い方がいい」「興味をもったらすかさず与える」
という考えも世の中にはありますが、
私は、発達段階を考え
相応しいものを相応しい時期に与える
という考え方に賛成なので、
たとえ知識を求める傾向のある子でも、
幼稚園の頃はひたすら実体験を堪能することに
全エネルギーをつぎこむようにし、
知識的なものは学齢期になってからでいいと思っています。
ちなみにこの図鑑好き、
グレードアップしつつ今も続いています。
この前のクリスマスには
ナショナルジオグラフィックの動物図鑑を手に入れ
ほっくほくでした。
小学生向けではないのかもしれません。
フリガナついてませんし(笑)
けれど、うちの子もそうですが、
興味がある子はそんなことは気にせず
かじりつくでしょう。
動物の紹介は写真ではなく、ほとんどが絵なんです。
すばらしいです。
脱線しました。1年生に話を戻します。
図鑑に心躍らせていたこの頃、
図鑑の他に読んでいたのは
主に昔話や物語でした。
努めてそういうものを与えた、といった方がいいです。
親の方がそういう意識をもたないと
ファンタジーが子どもの世界から急速に失われていきそうで。
学校生活の中にはファンタジーのかけらもないので
その世界に埋没しては いけない!と
危機感をもっていたんだと思います。
この頃、繰り返し読んでいた本は
「世界の民話」、「ちいさいモモちゃん」のシリーズ、
「グリムの昔話」、「日本の神話」(松谷みよ子)、
「ギリシア神話」(石井桃子)、「アラビアンナイト」
などがあったかな。
地図についてはまた後日。