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この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

線維性骨異形成症〈大学病院1〉「腫瘍があります」

2019-07-01 | 健康第一

 

線維性骨異形成症〈発見まで〉「左右の長さが違う」

線維性骨異形成症〈整形外科1〉「走るのは速いです!」

線維性骨異形成症〈整形外科2〉「長い方に合わせて下さい!」

の続きです。

 

 

そして大学病院。
 
最初にレントゲンを見て
骨に腫瘍がある」という
衝撃の一言を言われました。
 
 
腫瘍・・・?
 
・・・えーと、腫瘍・・・
悪性腫瘍って、つまり癌だよね・・・!
 
 
内心、真っ青のわたし。
そのまま「腫瘍って、怖いんですけど・・・」
と言ってしまいました(汗)
 
 
 
でも先生(若い女性医師。しかも可愛くて気さく)は
飄々とした雰囲気で、
 
「あー、腫瘍って言ってもいろいろあって、
これは良性でしょう。
ほぼ間違いありませんが、
次回、MRIを撮ってはっきりさせましょう。」
 
先生の言葉を頭の中で反芻しながら
固まるしかない私。
先生は朗らかな表情で続けます。
 
「手術は、成長期が終わってから、必要かどうか見ます。
それまでは何もする必要はありません。
1センチほどの差は、靴のソールで調整しましょう。」
 
と先の長いことを仰る。
 
 
そうか。 
とりあえず、近々手術って訳ではないのね。
いずれにせよ20歳くらいに考えればいいことね。
発育を阻害するためのくさびも打たないのね。
 
よかった。
 
 
インソールは、医師立ち会いのもと、
いろいろ測りながら作ってもらいました。
スニーカー用とバレエシューズ用、
2種類のインソールで1万7千円という値段にのけぞる。
(保険で7割還ってきますが)
 
 
おそらく良性。とはいえ、腫瘍。
どうしましょう。
いや、どうしようもないんだけど、どうしましょう。
 
 
どうにも落ち着かず、
次の受診までの1週間は、
「骨 腫瘍」とかのキーワードで
いろいろ検索しました。
 
が、出てくるのは主に骨肉腫。
息子の画像とは全然違います。
 
これじゃないな・・・
 
 
本当に良性なんだろか?
良性が悪性に転じることはないんだろうか?
 
子どもの癌は悪化も早いと聞いたことがある。
この子の腫瘍は、いつからあったんだろう?
 
 
過去の写真を見返したけれど、
膝を出して真っ直ぐ立っている写真など無くて。 
探しに探して、一枚だけ見つけました。
 
 
これは1年生の時のバレエ発表会、
楽屋で撮った写真です。
この頃、既に膝の高さが違う!
 
全体の長さは分からないけど、
左右の大腿骨・脛骨の長さ比は
今よりもはっきりと差が目立つ
 
いやーーーー、こんな昔から!
ぜんっぜん気付かなかった。
 
 
ということは、
それ以前からずっと腫瘍はあり、
骨の成長を阻害していたということ。
 
これだけ長く持ち続けているなら、
悪性ではないってことなのかも。
 
かなりアバウトな情報(というかイメージ)による
アバウトな素人判断ながら、
ちょっとホッとしたのでした。
 
つづく


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