息子の修学旅行が無事に終わりました。
5年生のときに
飛行機に乗って3泊4日の離島体験に行っているので、
1泊2日で、車で1時間ほどの場所に行くだけなんて
気の抜けたオマケって感じで
行く前は全く盛り上がらなかったのですが、
行ってみたら楽しかったようです。
みんなで遊んでお泊まりってだけでも楽しいよね。
---
夜には恒例、一芸披露大会があったそうです。
レクリエーションと称する一芸披露大会は
何かにつけクラスで、学年で、催されるのですが、
これが毎回すごく楽しいんだって!
内容は、ダンスとか、
コントなどのお笑いネタが多いみたい。
盛り上がるからねー^^
強制ではない。
けど、ほとんどの子が
何らかの形で舞台に立った経験があるらしい。
一部の目立ちたがりはもちろん、
大人しい子も。
むしろ、大人しい子が何かをした時の方が盛り上がる!
普段、ほとんど発言しない静かな子が、
あっと驚くお笑いの才能を披露し、
みんなの心を鷲掴み。
一目置かれる存在になったり。
そういう「目玉」については
子どもが家で話すので、
お母さん方も知ることになり、
お母さん同士で話題になるし、
先生との話にも出てくる。
小さな小学校で、話題沸騰(笑)
---
多くの子が舞台で芸を披露することを躊躇しない雰囲気、
素敵だな、と思う。
自分にはできないことだから、
子どもたちが眩しい。
地域柄?それとも時代?
どちらもあるのでしょうね。
他所から来た私が感じるのは、「地域柄」。
この小さい島では、
楽しみは自分たちで作り出さないといけない。
どこかの誰かが提供してくれるのを
受け身で待っていたら何も始まらない。
ちょっとしたことでも、
せっかくだから皆んなで楽しんじゃおう!
という気概を感じます。
その流れなのか、
その場にいる人が
舞台に上がって「一芸を披露する」機会は
ものすごく多い。
地域や学校のちょっとした行事、
夏祭りや忘年会、新年会、バザー、
学期の終わりに必ずやる「お楽しみ会」。
親戚が集まるお祝い事や
会社や地域のイベント、
結婚式や敬老行事などなど。
大人は「人前に出るのを楽しみにしている人」が
任せておけ!とばかりにやってくれるのだけど、
子どもは、大人から気軽に
「はい、何かやりなさい」と
けしかけられたりするから、
いつでも披露できる持ちネタがあると便利です(笑)
息子がちょこっと空手をやり始めた時、
周りによく言われたのが、
「空手、いいねー!
いや、ちょっとやってるだけでいいんだよ。
一芸披露で使えるから!」
・・・地域の伝統だからとか何とかではなく、
「一芸披露で使えるから」。
さすが!
小さい頃から舞台で何かをやらされ続けている
地元民の発想(^▽^)
…と思っていたのだけど、
小学校高学年からこの島に住む夫に聞くと、
自分が子供の頃はそんな機会はなかった、
子どもの人数が多かったから
そんなことをさせる余裕は無かったよ、と。
ふむ、なるほど。
たしかに、1クラス40人超×10クラス規模の
学校では無理かもね・・・。
今は子どもの人数が少ないからねぇ。
とかいう夫も、結婚式では
友人団体出演で舞台に借り出されることも多く、
エイサーを定番ネタにしていました。
やはり、琉舞・空手・エイサー・三線あたりの
伝統芸能系は間違いのない出し物です。
—-
それで思い出した。
ここに越して来て間もない頃、
「県の行う教採に、琉舞・空手・三線などの
伝統芸能を必須にすることを検討」
というようなことが新聞に書かれていたんです。
とんでもない地域に来たもんだ!
と驚き呆れ、ここで子どもを育てることに
不安を覚えたものです。
表向きの建前は
「地域の伝統を大切にするため」
でしょうね。
しかし本音は、
「優秀な県外出身者よりも、
学力の劣る地元の人材を優先して採用したい」
という内輪びいき以外の何者でもないと思う。
いや、いいよ?
これが例えば地元スーパーの宴会係の採用試験なら。
でも、教員採用試験ではだめでしょ。
そんなんだから…(以外省略)
この案が採用されたのかどうかは知らない。
けど、そういえば、
小学校にいる20代の若い先生、
「舎人」を読めなかったんだよね。
堂々と、「しゃじん」って言ってた。
しかも、それが恥ずかしいこととは思っていないようで
こちらとしてはどうリアクションしていいものやら
戸惑うばかり。
そして何かにつけ、
一芸披露大会が催される学校の現状。
これは・・・
もしかしてもしかすると・・・・
(事実未確認の、全くの憶測です)
うん。
たしかにね、この社会では、舎人が読めなくても
いつでも持ちネタの一芸を披露できる事の方が
役立つことが多いのかもしれない。
臆すること無く舞台に立つ子ども、素敵だと思う。
けど。
けどね・・・・・・・。
5年生のときに
飛行機に乗って3泊4日の離島体験に行っているので、
1泊2日で、車で1時間ほどの場所に行くだけなんて
気の抜けたオマケって感じで
行く前は全く盛り上がらなかったのですが、
行ってみたら楽しかったようです。
みんなで遊んでお泊まりってだけでも楽しいよね。
---
夜には恒例、一芸披露大会があったそうです。
レクリエーションと称する一芸披露大会は
何かにつけクラスで、学年で、催されるのですが、
これが毎回すごく楽しいんだって!
内容は、ダンスとか、
コントなどのお笑いネタが多いみたい。
盛り上がるからねー^^
強制ではない。
けど、ほとんどの子が
何らかの形で舞台に立った経験があるらしい。
一部の目立ちたがりはもちろん、
大人しい子も。
むしろ、大人しい子が何かをした時の方が盛り上がる!
普段、ほとんど発言しない静かな子が、
あっと驚くお笑いの才能を披露し、
みんなの心を鷲掴み。
一目置かれる存在になったり。
そういう「目玉」については
子どもが家で話すので、
お母さん方も知ることになり、
お母さん同士で話題になるし、
先生との話にも出てくる。
小さな小学校で、話題沸騰(笑)
---
多くの子が舞台で芸を披露することを躊躇しない雰囲気、
素敵だな、と思う。
自分にはできないことだから、
子どもたちが眩しい。
地域柄?それとも時代?
どちらもあるのでしょうね。
他所から来た私が感じるのは、「地域柄」。
この小さい島では、
楽しみは自分たちで作り出さないといけない。
どこかの誰かが提供してくれるのを
受け身で待っていたら何も始まらない。
ちょっとしたことでも、
せっかくだから皆んなで楽しんじゃおう!
という気概を感じます。
その流れなのか、
その場にいる人が
舞台に上がって「一芸を披露する」機会は
ものすごく多い。
地域や学校のちょっとした行事、
夏祭りや忘年会、新年会、バザー、
学期の終わりに必ずやる「お楽しみ会」。
親戚が集まるお祝い事や
会社や地域のイベント、
結婚式や敬老行事などなど。
大人は「人前に出るのを楽しみにしている人」が
任せておけ!とばかりにやってくれるのだけど、
子どもは、大人から気軽に
「はい、何かやりなさい」と
けしかけられたりするから、
いつでも披露できる持ちネタがあると便利です(笑)
息子がちょこっと空手をやり始めた時、
周りによく言われたのが、
「空手、いいねー!
いや、ちょっとやってるだけでいいんだよ。
一芸披露で使えるから!」
・・・地域の伝統だからとか何とかではなく、
「一芸披露で使えるから」。
さすが!
小さい頃から舞台で何かをやらされ続けている
地元民の発想(^▽^)
…と思っていたのだけど、
小学校高学年からこの島に住む夫に聞くと、
自分が子供の頃はそんな機会はなかった、
子どもの人数が多かったから
そんなことをさせる余裕は無かったよ、と。
ふむ、なるほど。
たしかに、1クラス40人超×10クラス規模の
学校では無理かもね・・・。
今は子どもの人数が少ないからねぇ。
とかいう夫も、結婚式では
友人団体出演で舞台に借り出されることも多く、
エイサーを定番ネタにしていました。
やはり、琉舞・空手・エイサー・三線あたりの
伝統芸能系は間違いのない出し物です。
—-
それで思い出した。
ここに越して来て間もない頃、
「県の行う教採に、琉舞・空手・三線などの
伝統芸能を必須にすることを検討」
というようなことが新聞に書かれていたんです。
とんでもない地域に来たもんだ!
と驚き呆れ、ここで子どもを育てることに
不安を覚えたものです。
表向きの建前は
「地域の伝統を大切にするため」
でしょうね。
しかし本音は、
「優秀な県外出身者よりも、
学力の劣る地元の人材を優先して採用したい」
という内輪びいき以外の何者でもないと思う。
いや、いいよ?
これが例えば地元スーパーの宴会係の採用試験なら。
でも、教員採用試験ではだめでしょ。
そんなんだから…(以外省略)
この案が採用されたのかどうかは知らない。
けど、そういえば、
小学校にいる20代の若い先生、
「舎人」を読めなかったんだよね。
堂々と、「しゃじん」って言ってた。
しかも、それが恥ずかしいこととは思っていないようで
こちらとしてはどうリアクションしていいものやら
戸惑うばかり。
そして何かにつけ、
一芸披露大会が催される学校の現状。
これは・・・
もしかしてもしかすると・・・・
(事実未確認の、全くの憶測です)
うん。
たしかにね、この社会では、舎人が読めなくても
いつでも持ちネタの一芸を披露できる事の方が
役立つことが多いのかもしれない。
臆すること無く舞台に立つ子ども、素敵だと思う。
けど。
けどね・・・・・・・。