息子が算数で笑える点数をとってきて、
でも実は親も算数が苦手で、
それでも何とかしなくちゃいけないんだよねー
という話の続きです。
---
さて。
現実的に、受験の話です。
受験するにしても
「お家で勉強」だけでもいいと思うんです。
良い教材は沢山売られている。
親の言うことを聞く素直な子で、
親がしっかり教える気があるのなら
塾も家庭教師も必要ない！
でも、親に勉強見る気が無かったり（うちの親）、
親が言うくらいじゃあ
スルリと逃げてしまう子（息子）だったら、
苦手を落としっぱなしにする
危険性があるんですよね。
結局、嫌いなこと、苦手なことから
逃げている子には、
周りからの働きかけが必要なんです。
自分の意思で是正するのはかなり難しい。
だって、そもそも興味ないんだから。
そして、興味ないものを一生懸命やる
律儀さ、生真面目さは持ち合わせていないんだから。
でも、救いはある。
「頑張ってるけど分からない」ではなく、
「気が乗らなくてやってないだけ」の部分が大きいので、
ちょっとやり始めたら
みるみる出来るようになる可能性が。
（まあ、出来ないこともあるかもしれないけど）
まずは私の場合です。
一応、成功例ということで、ご参考までに。
---
私の悲惨な点数に仰天した母は、
すぐに友人の息子さんに数学の家庭教師を頼みました。
私の意思など完全無視で
有無を言わせず強制執行。
しかし実際、
ヤル気に欠け、人目を気にしないタイプの私は、
塾ではなく、マンツーマンの家庭教師が
最適だったんだろうと思います。
母はそこまで考えていなかったでしょうけど、
たまたま上手くハマったんでしょうねー。
家庭教師にきてくれたのは、現役で京大法学部に入り、
在学中に司法試験合格を目指していた
優秀な人でした。
良い先生でしたが、
当時の私は相変わらずヤル気無し。（超失礼）
でも、マンツーマンなので一応ちゃんと聞きます。
先生、一生懸命だなー、
勉強好きなんだろうなーと思いながら
ぼーっと聞くだけですが。
でもね･･･
それだけで大きく変わったんです。
数学は盤石に点数が取れる楽勝科目に激変！
頑張ったのは先生で、
私は一ミリも頑張ってないのに。
教えてもらったのは、ほんの数ヶ月だけなのに。
先生が良かったからでしょうねー。
なんですが、
それが次につながる力になるかどうかは
別の話。
私の場合、ダメでした。
数学に目覚めた訳でもないし、
あるいは勉強する姿勢が改善した訳でもない。
家庭教師の力で、当面の問題が回避できただけで。
（高校数Ⅰは最悪。数Ⅱが良かったのは
中学数学を克服したおかげかもしれないけど）
なんて残念な私。
そのお兄ちゃんの勉強する姿勢を
見習えば良かったのに！
と今なら思うんだけどねー。
---
息子は私とは全く性格が違う。
息子は意欲に満ちあふれている。
けど、ヘナチョコで自分に甘い。
最小の努力で最高の結果を期待しちゃう。
そして人と関わるのが大好き。
どんな場所でも楽しくやろうとする。
もし家庭教師だったら、
先生と仲良く楽しく喋りまくり、
脱線しまくり、
勉強どころではなくなるでしょう。
ああ、目に浮かぶ。
こういう子には、他の子がいて、
息子のペースだけで事が進む訳じゃない
塾が役立ちそうです。
そこに可愛い女の子がいれば、なお良し。（←重要）
これまで私が家で
息子の勉強を見ていましたが、
苦手な算数になると、だいたい
こんな難しい問題、
お母さんに頼らないと無理だよ〜。（へなちょこ）
学校では習わないもーん。
出来なくて当たり前だよ！（甘い）
と息子は逃げてしまいます。
でも、塾では「できなくて当たり前」
なんて言ってられない。
・・・え？
もしかして他の子は出来るの？
嘘でしょー！やばっ！！
ぼ、僕だってやれば出来るしー！
と焦って勉強しはじめるんです。
（しめしめ）
塾のフォローは家で私がします。
基本、塾は動機付けに役立ち、
ペースメーカーになってくれればオッケー
と思っています。
あとは引き受けた！
塾で「出来て当然のこと」のラインが示され、
彼の中のスタンダードが変わるので、
家でも今までのように逃げなくなりました。
ということなので、
塾に行ったところで
親の出番が減るわけではないんですよね。
むしろ増えてる。
がんばろ。
あ、頑張るのは子どもか。
---
ちなみに･･･
夫に、「壊滅的に出来ない図形問題、
どうやって乗り切ったの？」と聞くと、
なんと、受験で数学を受けたことがない、と！
高校は推薦でパス、大学は私立文系なんで数学無し。
えーーー。そんなのあり？！
私は、高校も大学も5教科を普通に受けたので
（大学は文系だけど国立だったから）、
夫の受験履歴は何とも驚きでした。
そうか、
そういう回避の仕方もあるのね･･･
でも実は親も算数が苦手で、
それでも何とかしなくちゃいけないんだよねー
という話の続きです。
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さて。
現実的に、受験の話です。
受験するにしても
「お家で勉強」だけでもいいと思うんです。
良い教材は沢山売られている。
親の言うことを聞く素直な子で、
親がしっかり教える気があるのなら
塾も家庭教師も必要ない！
でも、親に勉強見る気が無かったり（うちの親）、
親が言うくらいじゃあ
スルリと逃げてしまう子（息子）だったら、
苦手を落としっぱなしにする
危険性があるんですよね。
結局、嫌いなこと、苦手なことから
逃げている子には、
周りからの働きかけが必要なんです。
自分の意思で是正するのはかなり難しい。
だって、そもそも興味ないんだから。
そして、興味ないものを一生懸命やる
律儀さ、生真面目さは持ち合わせていないんだから。
でも、救いはある。
「頑張ってるけど分からない」ではなく、
「気が乗らなくてやってないだけ」の部分が大きいので、
ちょっとやり始めたら
みるみる出来るようになる可能性が。
（まあ、出来ないこともあるかもしれないけど）
まずは私の場合です。
一応、成功例ということで、ご参考までに。
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私の悲惨な点数に仰天した母は、
すぐに友人の息子さんに数学の家庭教師を頼みました。
私の意思など完全無視で
有無を言わせず強制執行。
しかし実際、
ヤル気に欠け、人目を気にしないタイプの私は、
塾ではなく、マンツーマンの家庭教師が
最適だったんだろうと思います。
母はそこまで考えていなかったでしょうけど、
たまたま上手くハマったんでしょうねー。
家庭教師にきてくれたのは、現役で京大法学部に入り、
在学中に司法試験合格を目指していた
優秀な人でした。
良い先生でしたが、
当時の私は相変わらずヤル気無し。（超失礼）
でも、マンツーマンなので一応ちゃんと聞きます。
先生、一生懸命だなー、
勉強好きなんだろうなーと思いながら
ぼーっと聞くだけですが。
でもね･･･
それだけで大きく変わったんです。
数学は盤石に点数が取れる楽勝科目に激変！
頑張ったのは先生で、
私は一ミリも頑張ってないのに。
教えてもらったのは、ほんの数ヶ月だけなのに。
先生が良かったからでしょうねー。
なんですが、
それが次につながる力になるかどうかは
別の話。
私の場合、ダメでした。
数学に目覚めた訳でもないし、
あるいは勉強する姿勢が改善した訳でもない。
家庭教師の力で、当面の問題が回避できただけで。
（高校数Ⅰは最悪。数Ⅱが良かったのは
中学数学を克服したおかげかもしれないけど）
なんて残念な私。
そのお兄ちゃんの勉強する姿勢を
見習えば良かったのに！
と今なら思うんだけどねー。
---
息子は私とは全く性格が違う。
息子は意欲に満ちあふれている。
けど、ヘナチョコで自分に甘い。
最小の努力で最高の結果を期待しちゃう。
そして人と関わるのが大好き。
どんな場所でも楽しくやろうとする。
もし家庭教師だったら、
先生と仲良く楽しく喋りまくり、
脱線しまくり、
勉強どころではなくなるでしょう。
ああ、目に浮かぶ。
こういう子には、他の子がいて、
息子のペースだけで事が進む訳じゃない
塾が役立ちそうです。
そこに可愛い女の子がいれば、なお良し。（←重要）
これまで私が家で
息子の勉強を見ていましたが、
苦手な算数になると、だいたい
こんな難しい問題、
お母さんに頼らないと無理だよ〜。（へなちょこ）
学校では習わないもーん。
出来なくて当たり前だよ！（甘い）
と息子は逃げてしまいます。
でも、塾では「できなくて当たり前」
なんて言ってられない。
・・・え？
もしかして他の子は出来るの？
嘘でしょー！やばっ！！
ぼ、僕だってやれば出来るしー！
と焦って勉強しはじめるんです。
（しめしめ）
塾のフォローは家で私がします。
基本、塾は動機付けに役立ち、
ペースメーカーになってくれればオッケー
と思っています。
あとは引き受けた！
塾で「出来て当然のこと」のラインが示され、
彼の中のスタンダードが変わるので、
家でも今までのように逃げなくなりました。
ということなので、
塾に行ったところで
親の出番が減るわけではないんですよね。
むしろ増えてる。
がんばろ。
あ、頑張るのは子どもか。
---
ちなみに･･･
夫に、「壊滅的に出来ない図形問題、
どうやって乗り切ったの？」と聞くと、
なんと、受験で数学を受けたことがない、と！
高校は推薦でパス、大学は私立文系なんで数学無し。
えーーー。そんなのあり？！
私は、高校も大学も5教科を普通に受けたので
（大学は文系だけど国立だったから）、
夫の受験履歴は何とも驚きでした。
そうか、
そういう回避の仕方もあるのね･･･
