ということで「最低10年は続ける」という目標を
私の心の中で設定した訳ですが、
それでも途中で子どもが
「もうやめたい」と言った時、どうするか。
一時期、息子も言いました。
やはりまず「なぜ」を考えました。
そして理由が単に
「練習がめんどくさいから」
「思うようにいかないから嫌になる」
「のんびり遊びたいから」
だった場合はあっさり却下です。
「思うようにいかないから嫌になる」
「のんびり遊びたいから」
だった場合はあっさり却下です。
え?
そういう理由で「やめる」という選択肢は
キミには無いよ?、
とサラッと流します。(鬼母)
その時はじめて10年計画を知った息子、
愕然とする。
子どもにとって10年は
果てしない未来ですよね(笑)
けど、なんとなく納得したらしく、
「じゃあ、10年たったら次は何しようかな~♪」
と将来のを楽しみにする方向で
気持ちを切り替えたようでした。(単純)
こうして子どもの要求を軽~く却下ながらも
その裏で、
親としてはやはり
子どもの気持ちを受け止めるわけで。
やめるかどうか、ではなく、
どうやったら練習が少しでも楽しくできるか、
あるいは、
どうしたらもうちょっと頑張る気持ちになるか
を考えました。
練習のやり方をちょっと変えてみる、
CDを聴いて好きな曲をみつけてみる、
コンサートに行ってみる・・・
これはとても大事だと思います。
幼いと「目標に向かって今努力する」というのは
難しいこと(というか無理)ですが、
素晴らしい演奏を聴いて、
やっぱり良いなぁ!
チェロ(ピアノ)って素敵だなぁ♪
僕も将来ああなるんだなぁ!(←根拠も努力もなく確信)
と、いっぱしにチェリスト(ピアニスト)の卵気分になると
モチベーションが底上げされます。
発表会もモチベーションが上がる
良い機会です。
最近は、子どもに発表会を多く経験させる教室が
多いようですね。
「場慣れ」は大事、ということで。
うちの場合、舞台が大好きな子なので、大歓迎です。
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さらに、もうひとつ。
子どもがその時やりたがった
スポーツ系のクラブへの参加を
認めたりもしました。
本当は、身体を動かすことは
親や友達との遊びでやれば良い
と思っていたけれど、
それがうまくいかなくて(こんなこともありましたし)
チームに入りました。
これには10年の縛りはつけていません。
やってみて、やりたければ続け、
他にしわ寄せが行くようならやめよう、
ということで始めました。
それによって益々忙しくなったのですが、
本人は忙しくて疲れるとは思わないらしく、
運動して発散できる喜びが
他のことへのやる気にもつながっているようでした。
他のことへのやる気にもつながっているようでした。
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音楽も好き、動くのも好き、
興味の幅が広く、気が多い子どもの性格から
うちの場合、こうなりました。
加えて本は読みたいし、
自分で考えた遊びもやりたいし…
もう毎日時間が足りなくて困る!
という小学生です。
それにしても、やっぱり忙しいよね。
何かを削って
時間の余裕を作った方が良いかなぁ?
とたまに考えます。
そして考えれば考えるほど、
やっぱり一番拘束時間が長く、
削りたいことNo.1の存在は学校の授業だよね、
という結論に行き当たるんです・・・。
削りたいことNo.1の存在は学校の授業だよね、
という結論に行き当たるんです・・・。
人好きな子どもなので
ホームスクーリングは考えていないのだけど、
せめて学校、午前中で終わればいいのに!
昼前で自主早退させたい、
と真剣に考えてしまいます。
(この案は、休み時間重視の子どもに
却下されました。
昼休みが無い学校なんて、意味がない!と・笑)