一旦始めた習い事を
子どもが「やめたい」と言った時、どうするか。
考え方はそれぞれだと思います。
なぜ「やめたい」と言っているのか
を見極めるのが一番大事ですが、
それを判断する親の考え方によって
結論は変わるでしょうし、
子どもの性格、その時の状況、
習い事の特徴にもよるのでしょう。
私の場合、
「一旦始めたことは、最低10年は続けようね。」
を基本の方針にしました。
10年後…高校生(!)になった頃には、
やめるも続けるも本人の自由。
とりあえず、まあ、10年間あきらめずに続ければ、
たとえそこでやめても
それなりに身についているものがあるだろうなと、
自らの中途半端な習い事人生への
反省から思ったので、
そういうことにしました。
もちろん相応の理由があれば
途中でやめる可能性はあるのですが、
よほどのことがない限り基本はコレです。
よほどのこと…って、なんでしょうね?
★やらせてみたけど、やはり向いてないと思った。
一番ありがち。
私もそう思って悩むことは多々ありました。
けど、本当に向いてないことは
そもそも初めからやろうとしないし、
親もやらせないだろうから、
実はこれは考えにくい。
本当にどうしようもなく向いていないというよりも
別の理由でやる気が失せているだけ
の可能性が高いと思います。
★先生と合わない。
これも、始める時にまず考えることだから
途中でやっぱりダメ…というのは、
あまりないんじゃないかと。
・・・あるのかな?
先生のご都合で、ということは
あるかもしれないですね。
★他のことで忙しくなって時間的に無理。
あり得るけど、細くても続けることをまず考えるかな。
やめるのは最終手段。
★怪我や病気、親の都合(引っ越しや金銭的理由など)で出来なくなった。
これは考えられます。
可哀想だけど。
**
とにかく、
ちょっと気が向いたら簡単に初めて
ちょっと嫌になったら簡単にやめる
チャラっとした態度は身に着けてほしくないので、
始める時もやめる時も
一呼吸二呼吸おきながら
よく考えた末のことでありたいな
と思っています。
周りをみてみると、書道、水泳、空手などが
人気のある習い事としてよく聞きますが
「○段をとったら」「バタフライまでいったら」と
やめ時を考えてから始めている人も
多いようです。
もちろん目標達成後も続けたければ
OKなんでしょうけど。
習う事の性質にもよりますが、
とりあえず技術習得の目標を定めるのも
良い考えだな、と思います。