蒼穹

SOU建築設計室の徒然なるブログ

故郷ネタ 2件

2019年09月23日 19時07分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
買い物中に見つけた、ポップ
子どもたち、狂うのか?

ちなみに妖怪ウォッチの作者は、中学校のクラスメート





豚骨の袋入りインスタントラーメンは「うまかっちゃん」が有名なんですが、私はこちらの方が好きです。

ズバリ、『屋台ラーメン』
でも、こちらは東京では、めったに手に入りません。




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お土産

2015年01月13日 23時08分29秒 | 日記・エッセイ・コラム
本日から出社の、事務所スタッフからのお土産!
モンサンミッシェル!
羨ましい。
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和室は究極のぜいたく品?

2012年05月09日 14時02分21秒 | 日記・エッセイ・コラム

 和室のある家を設計する機会が非常に減ったと感じます。そこで和室について少し考えてみました。

 

まず、部屋の名称からなのですが、

1970年代頃までの建築物の図面(PLAN)を見ると

部屋名は「洋室」「和室」という表現が多くみられます。

それに対して、最近は部屋も形態ではなく「主寝室」「子供室」のように

用途で呼ぶことが多いです。

現代建築は用途に応じた部屋を準備する方向に発展しましたので、

こういう風になったような気がします。

ここでいつの間にか、ことわりがない限り「部屋=洋室」になっています。

「和室」はあくまで「和室」で、用途のない部屋、だからプログラムに乗ってこないとなってしまいました。

そういう中で和室は「畳コーナー」に名をかえ、細々と生きながらえていることが多いです。

 

こういう中でも、和室を作られる住宅があります。

 私の設計した、あるお宅では小さな和室を作りました。

住宅の中で唯一「無目的の部屋」です。ところが、この部屋はお子さんの勉強や、

 

奥様の家事、ご主人の書斎としてフル稼働しているようです。それぞれ広いお部屋を

 

準備した比較的大きな住宅なので、この帖をフル稼働させる必要もないのですが。

 

さて、現代の和室は「唯一の無目的・多目的空間」です。

 無目的ですが、和室には「居心地」という、日本人には大きな「魅力」があるのでしょう。

 そして、一抹の疑問を感じるのは、

今の子供たちは「和室での生活経験が全くなく大人になってしまう。」ことも多いことです。

少し残念な気がします。

魅力はあるのですが、この空間を確保するというのは、

やはり敷地の制約などもあり、とてもとても贅沢なことだな~とつくづく思います。

ましてや床の間などは「ぜいたくの極み」なのかもしれません。

 

 




 

 

 

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質問5時間、お施主様も大変です

2012年04月15日 22時19分21秒 | 日記・エッセイ・コラム

いま、打ち合わせ終了。
今日の打ち合わせは、5時間くらいかかりました。
大切なお住まいの打ち合わせですから、丁寧すぎることは無いと信じて<wbr></wbr>、細かく細かくお聞きします。
お施主さま、余計たいへんかな?
今まで、気にしたことないことを、聞きまくられたら多分「ぐったり」だろうな

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お客様のまじめで可笑しなご相談

2012年04月14日 14時02分28秒 | 日記・エッセイ・コラム

フタが自動で開く便器を設置されたお客様から竣工後にいただいた、ご相談

奥様;掃除しようとするとフタが開いて、頭をぶつんです

私;スイッチOFFするしかないですよ

ご主人;ショールームで、ふたが閉まった状態で一番これがきれいだったから、選んだんですが、見れないんですよね。トイレはいるとふたが開くから・・・・

私;確かに入ればすぐ開きますね、まずかったですかね。

センサーが反応しない距離は計算してませんでした。

しばらくスイッチ切られたら、見れますよ。そして手で開ける・・・・

ご主人;開いていくところの動きがいいんだよね

私;じゃあ、トイレの扉開いたら、すぐ入らずに廊下から少し眺めるというのは・・・

ご主人;まあ、そうするか

書いてみると、嘘みたいな話ですが、大真面目に話してたんですよ

私も、まじめすぎた。

 

 

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住江織物さんの広告しぶい

2012年04月04日 20時01分34秒 | 日記・エッセイ・コラム

住江織物さんの広告が、あまりに渋くて、ブログに載せてしまう。

戦艦大和の館長室に、ダリア柄の高級アキスミンスターカーペットが敷かれたらしいです。

技術と歴史の裏付けということでしょうか。

年(昭和15年)、当時の日本の最高技術を結集し、史上最大の戦艦として建造された戦艦大和の艦長室に、当社のダリア柄の高級アキスミンスターカーペットが敷かれていました。1940年(昭和15年)、当時の日本の最高技術を結集し、史上最大の戦艦として建造された戦艦大和の艦長室に、当社のダリア柄の高級アキスミンスターカーペットが敷かれていました。1940年(昭和15年)、当時の日本の最高技術を結集し、史上最大の戦艦として建造された戦艦大和の艦長室に、当社のダリア柄の高級アキスミンスターカーペットが敷かれていました。Epson_1806_1_2

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あなたの住宅に玄関は必要ですか?

2012年02月27日 17時33分38秒 | 日記・エッセイ・コラム
玄関のない住宅を作ってみました

最近、住宅にとって玄関は必要かな?と考えることがあります。

そう思うに至ったのは、玄関の無い住宅を2つ設計したこと。そして、私の知人が玄関無しの家を、玄関有りの家に建て替えたことでした。まず、玄関無しの住宅事例をご紹介します。

        一つはS邸で、お施主様は彫刻家です。お宅はアトリエとの兼用住宅です。ご要望は、内とも外ともつかない空間を持つ建物でした。そこで、建物を東西方向に3つ、南北方向に2つの計6ブロックにわけ、そのうちの2ブロックを室内、3ブロックを屋根付の屋外空間、1ブロックを屋根もない空間に構成しました。ここでは、建物に入ると、屋根付の屋外空間があって、すぐに屋内の部屋につながります。この屋外空間は、作業スペースであると共に暮らしの空間でもあります。訪ねてきた方とお施主様は、この場でさまざまなコミュニケーションが取れるようになっています。

もう一つはF邸です。F邸は入り口のドアを開けると、ダイニングキッチンである土間空間になります。入り口のドアは外から見ると木製の玄関戸を使っているため、たとえば郵便配達の方などは、ドアが開くとすぐに食堂なので最初は少し驚かれるそうです。しかし、この気軽な感じに加え、お施主様の人柄か、近所の方なども気軽に訪れ、おしゃべりをしていく空間としてこの土間が一役買っているようです。

      両住宅とも、設計の打ち合わせを通じ「玄関は本当に要らないの?」と、設計担当である私はやはり気にしたのですが、どちらのお施主様も不要との考えは堅かったようです。この玄関部分の面積やコストを他に回すという意味でも、効果的だったと考えています。


S邸;半屋外の中庭に知人が
集まったパーティーの様子

F邸;食卓が置かれた土間、
右手木製ドアが玄関戸

 
 
   

玄関はコミュニケーションのバリア?

逆に、私の知人(70歳代のご夫婦)は玄関の無い家から、有る家に建て替えました。お施主様は職人さんの親方で、以前は、1階に食堂兼土間があり、ここで仲間の職人さんと食事をし、客ともこの土間で話をしていました。仕事をリタイアされたのを期に、新しい玄関付の家に建て替えられました。

この土地で長くお住まいだったために、たとえば「おすそ分け」などで、近所の人が気軽に立ちよられますが、最近は玄関先で「ここでいいから」といって帰る方がいらっしゃいます。皆あがりこむのを遠慮しているのです。靴を脱ぐ、あがるという一連の行動が、遠慮という心理的なバリアになっているのです。

そもそも、玄関は、格式を表現したり、客をあげる人とあげない人に選別するなど、住宅の「受付機能」を持っています。それに比べ「気軽な交流場所」としては、作業と暮らしが一体化した民家などの土間空間や町家の縁側等が思い浮かびます。
自分らしい玄関の作り方を考えてみてはいかがでしょうか?
玄関のつくりは個々人、家庭によって違ってくると思います。たとえば、セールスの人を玄関で対応したい方、玄関より奥は出来るだけ人に見せたくない方、いっそのこと無くてもよい方などさまざまです。ぜひ、漠然と玄関を付けるのではなく、自分らしい大きさやしつらえや機能を考えてみてはいかがでしょうか。そのときに、玄関は住まいのなかで外の世界とつながる場所、コミュニティーの場所、と考えてみてはいかがでしょう。

昨日提案したお宅では、この考えをより発展させ、土間の空間を家族のホームライブラリーと位置付けて、いろいろな活動ができるものにして提案しました。ただ通り過ぎるだけの玄関の面積で、素敵な暮らしが生まれるといいなと、考えています。
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