しばらく前の訪問です、
新宿 せいがこども園
こちらは、大きな空間を仕切って様々なコーナーを設置し、
活動に応じて、子どもたちが行き来するこども園です。
このコーナーの作り方・工夫には関心させられます。
編成としては
2歳はクラスを形成していますが。
0・1歳のまとまりと
3・4・5のまとまりに分かれています
2歳以外は縦割りの異年齢でまとまりを作っているということになります。
2歳のみが独立しているのは、生活の基本的な部分の多くを集中的に習得する時期だからとのお話でした。
最近のこども施設は、学年別の完全な横割りのクラス編成から、
0.1.2までは横割り(同学年でまとまる)、それ以上は縦割り(異年齢集団でまとまる)また、2歳は横わりとか
小学校への準備期間として、5歳のみ横割りで同学年クラスとか
まとまりの考え方が園の方針により、まちまちです。
そういう意味で、園舎の設計は将来的なクラス編成も見越した計画が必要になります。
「決まったら教えてくださいね!」的な受け身の設計では、園のご期待に沿えず、発注者である園様と同行して、様々な園を視察したりしながら決めていきます。
こども施設に限らずですが、建築技術を超えた、コンサルタント的なアドバイスを求められる日々です。