かねてより、担当していました焼杉の家が竣工しました。
最近、私達が考えていること、「経年変化が楽しめる建築」です。
そんな、意味でも、焼杉は、今後が楽しみでたまらない仕掛けでもあります。
もちろん、竣工時も、まわりの
サイディング建築とは、全く違う雰囲気ですが。
この、黒い外壁が、経年変化で銀色に変わる予定です。長く見守りたい、作品となりました。
外観・外装ばかりの話になりましたが、内部も工夫してますよ。
こちらはLDK、天井も高く明るく、居心地よくしました。
玄関
玄関、ゲストルーム、寝室
当社の特徴でもあります、この緩やかなつながり感!
ニッチつきの階段
こういう、こまかなところも大切に
木製の玄関ドア
やっぱりいいですね
以上。出来るだけはやりました。
行政の検査無事終わりました。
役所の方と、ベテラン保育士さん5名くらいで、隅から隅まで、危険チェックです。
無事、4月open出来そうです。
「L小規模保育園」
の設計を担当させていただきました。
本日、運営者でもある施主様の検査をいただきました。
細かなコーナーガードなどを調整して、4月1日の開園まで頑張ります。
区の施設内の一部改修による保育園設置、および昨今の建設物価上昇にも関わらず、補助金は3年前と同じなど、「大人の事情」もあり、内部は既存の物を極力残しつつ手を入れました。
手前のフローリングは既存、奥の白いフローリングは畳コーナーの段差を無くし、仕上げました。
そんな中でも、L保育園様の大切にされてる、木の感じ、暖かな空間etcを踏襲、実現しようと工夫しました。
天井は、施主様のコーポレートカラーのピンクを薄っすらいれて、その他、ちょっとだけ、オレンジ色を散らしています。
枠などの線材は濃いめのブラウン(既存フローリング合わせ)にして、おちつた感じにもチャレンジしています。
そして、トイレ訓練も楽しくという事で、こんなトイレです。
象さんパーティションも可愛いです。
保育園って、一般建築どころじゃない、細かな細かな安全配慮が多すぎなんです。
慣れない施工者さまとかは、「ぐったり」してしまうくらいなのですが、ご協力いただきながら仕上げます。
ご負担の多い保育士さんに、ハード面の心配は極力避けたい思いです。
あとは、子供達と保育士さんが、駆け回ってくれたら完成ですが
こればかりは!
施主様にお任せです、最近は保育士さん不足とかもニュースで聞きますし。
ご苦労されてるのかもですね
業界用語では「捨てコン」といいます。
外周部の土の崩落を止めているのは、「山止め」
です。
一般的な「親杭横矢板工法」と言われるものです。
相変わらず、水がでてきてます。
ポンプで吸い上げ中
高層ビルに囲まれたオフィス街の一画、ということで、まるでお店みたいな雰囲気のエントランスです。
私たちの提案、お子様達のご要望合わせて、とても明るいカラー計画の外観です。
ということなのですが、
今日は曇りで
カラーの写真がもう1つだったので、先ずは白黒で。
完成写真できたら、楽しいカラーの外観のせます。
外壁の面の一部を、ガラスで覆った
スマホフェイス?
ならぬブラックフェイス
もう1つは、先日から、ちらほらブログに載せてました、斜めの構造体が印象的な、こんな案。
施主様のご要望は!
どちらにきまるか?
乞うご期待!
そんでもって
どちらも、ダメだしでたら、涙です
ちなみに
これが敷地です。
この土地は粘土質のため、水が周りからじわじわ出てきます。
想定範囲内の量だったので、どうにかなりそうです。
中央の鉄パイプは、先日施工した杭の頭です。
約17m地中に入ってます。
想定外はこのガラ
以前のビルの解体業者さんが、あまり丁寧に仕事していなかった様子が分かります。
地中に残していってしまったということです。
こんなにガラがでると、土の処分がとても大変になります。
少し、ガッガリでした。
このアパート、頑張ってるな~
収益物件で、手間とコストのかかる木張り、
うちの事務所では、オススメする勇気はないけど、木の魅力は感じます。
小規模保育園、工事中
入り口の扉が、なかなかの迫力です。
親子ドアと言われる形状です。左の大きな開きドアの方が親、
右の小さい開きの方が子です。
配線はオートドアと、避難口標識の電源です。
丸窓も親子
大きな丸窓で相手を確認して開けます。
小さな丸窓は子供が向こうに居ないか安全確認ようです。
あとは、塗装して、指詰め防止の加工をして、ハンドルつけて設置です。
その他はこんな感じ
まずは、トイレ
取り付け前の子供ゲートと、扉
出来るだけ、木の肌さわりを大切にして、つくってます。
鉛筆で、ごちゃごちゃ、気のむくまま
落ち着いた感じを出したいな~
イメージスケッチ。
スタディ模型
少し、目立つようにした方がいいかな~
などと思いつつ
カッターで切る切る
こんなになってた。
最終的に、どうなるのか?
私にすら、わからないのです。
手のおもむくままです。
以外と、ここからが長い。
論文や報告書も出来てから、誤字脱字etc、
最後の完成度はディテールに宿るというけど。
写真には写らないけど、大切な事、
住宅は、お引越しのご予定とせめぎ合い、苦しいところ。
未完なく引き渡したい。
でも、以外と、これが大変。
制約ばかりの様な気がしますが。
皆んな、そんなでしょう。
もう少し、もう一息。
この時期は
力不足ばかり目に付くのですが、多分すごく良い建物になってます。
最近はクロス仕上げが多いので、久しぶりです。
玄関の家具も設置中
その他の家具扉は、塗装後の乾燥中
天井は塗装完了
当社の設計物件も、本日から打ちます。
朝から、構造設計者、次に統括設計の私、現場監督、杭施工メーカーの担当者、4人で確認です。
まずは長さ、太さ、肉厚他です。
いよいよ、セットです。
鉛直の確認、接ぎ手部溶接など
3本の鋼管を溶接でつなぎながら、
そして、支持層17mに到達です。
最後に、データの確認です。
こんな感じで、打設していきます。
作業の休憩中には、子供たちにも大人気でした。