旧 日仏学院で、開催されてる、坂倉準三展
見てきました。
展示はもちろん興味深いものですが、この建物自体が坂倉氏の代表作。
色遣いや、空間構成に古さを感じさせない、素敵な建物でした。
特に、今、色遣いで悩んでる物件があるので参考になります。
特に、はっ!としたのは、このトイレ。
女性用トイレなので、外から失礼します。
赤い床は、提案するにも、勇気が必要です。
最初、トイレだって気づかず、入りそうになりました。ヤバイ!
この建物、トリコロールカラーでまとめてるのに、これ見よがしにならないところが上手です。
ドアのハンドル周りの塗装に、日の丸みたいなアレンジもあります。東京オリンピック1964の亀倉さんのグラフィックデザインおもいだします。
ところで、ブログの写真はいつも、ほぼiponeで撮影したものですが、最近少しこの画角に慣れてきました。
建築写真は基本は超広角レンズを使うのですが。広角だと納めようとして、
切り取ることに不慣れになります。
さて、
まずは、おむすび型の平面を持つ階段
綺麗です。やっぱり曲線は良いですね。
この清潔感は信じられないくらいです。
綺麗な受付、手前にあるのは坂倉オリジナルの椅子
緑も綺麗、手すりに時代を感じます。
教室はコンパクトで、可愛い感じ
外観はこんな感じ
#坂倉準三
建築家・坂倉準三 パリ‐東京:生き続ける建築
会期:2018年9月6日~30日
会場:アンスティチュ・フランセ東京 ホール、ギャラリー