のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2022.02.19のお稽古

2022-02-20 13:40:21 | 茶道
立春を過ぎた今月のお稽古も、今回が最後になりました。
二月は逃げる、の通り瞬く間に三週間が経過しました。
先週、孫(中1の男子)のコロナ感染が判明しました。
かかりつけ医のカルテに、連絡先が私の携帯になっていたので、病院からの連絡やら保健所からの連絡やらが届き、対応に追われながら自身のワクチン接種(三回目)や
車の点検・歯周病の治療にと慌ただしいかぎりでした。
ワクチンの副反応も前回より強く、腕の痛み・微熱・倦怠感がありました。
稽古を終えて、チョット休めるかな?



三月の稽古は五日(土)が初日ですので、早々とお雛様のおでましです。



床 「一花開天下春」(いっかひらきて てんか はるなり)
  福本積應 筆
  上村米重 画
一輪の花が天下に春の訪れたことを知らしめる、の意。
一を聞いて十を知ること。
一輪の花が世の中のすべての春を作り上げている。
すなわち、花一輪の中に天下の春がそのまま収め尽されているということで、これを仏教では一多相入(いったそうにゅう)
という。(茶席の禅語大辞典)



花 白梅・藪椿
花入 備前耳付き



菓子 道明寺 (他に金団・干菓子を用意)
初めに平花月をして、基本の確認をします。



貴人清次濃茶付き花月
月の札を折据の上に乗せて持ち出す。
月は清茶碗を清め、茶巾を入れたまま自席にもどる。
花は貴人の濃茶を練り、服加減を聞いた後次茶碗を清めて茶巾を入れたまま仮座に戻って貴人茶碗を拝見する。
貴人は点前座に進み、次茶碗で四人分の茶を練る。
服加減を聞いたら自席に戻る。
仮座の花は、茶をいただき、茶碗を拝見のために貴人の前に持っていく。
貴人は次茶碗と折据をおくる。
次客以下は札を取り、「月」「花」「松」(二人)
初花は点前座に行き、薄器を清めてから茶碗を取り込み、貴人茶碗で総礼をする。
二の花は茶入れと薄器を入れ替える。
三の花は拝見に出す。


貴人清次花月
初花は貴人茶碗、次茶碗を清めて薄茶を点てる。
いずれも仕舞花が茶杓を取ったら折据を札を取らずに回します。
微妙な違いに混乱しますね。


皆さんが帰った後、蝋梅に「メジロ」がいました。
つがいで椿の蜜を仲良くつまんでいたので、慌てて写真を撮りました。
(ピンボケ)(笑)

来月は釣釜の準備です。


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