バスを終点の大島公園で降りて、まずは椿資料館へ向かいました。
入場無料の嬉しい施設です。
資料館の中はそんなに広くはありませんでしたが、見事な椿模様の大島紬の着物が展示されていました。
きっと数百万円以上の価値がある筈です。
椿に関する種々の解説がパネルで掲示され、一輪挿しで、ツバキの生花が100種近くも展示されていました。
私は展示されていたツバキの品種の一つ一つをデジカメで撮影し、全ての解説を読み終え「ああ、やっぱり来た甲斐があったな~」と、もうすっかりご満悦です。
資料館を出ると、今度は椿園に向かいました。
なんと、こちらも入場無料です!
入口に大島公園椿園のツバキは園芸種450種、約3700本、ヤブツバキは約5000本と表示されていました。
期待に胸が膨らみます。
入口のすぐ横に「太郎冠者」という品種のツバキが満開の花を咲かせていました。
しかし、園内を進んで行くと花の姿が見当たりません。
季節が早いのでしょうか?
更に奥へ進むと、温室の前に出ました。
早速中へ入ると、温室はツバキの花で溢れていました。
温室を入った正面に、カメリア・ユーシェネンシスというツバキが、天井に届く高さで満開の花を咲かせていました。
カメリア・ユーシェネンシスは中国に自生するツバキの原種で、中国名を「攸県油茶」といい、中国では椿油を取るために栽培されています。
その他豪華なツバキの花々が、私の目を存分に楽しませてくれました。
「港の曙」
「タマビーノ」
「フレグラントピンク」
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