goo

それは西天城高原

2013-03-19 21:49:34 | 伊豆 梅と椿と温泉の旅

 朝、車の屋根を叩く雨の音で目を覚ましました。

 今日は雲が空を覆い、光量不足で花の写真撮影には向いていません。

 

 そこで、自分のホームページで紹介している松崎町の「牛原山町民の森梅園」を訪ねてみることにしました。

 

 ここ数年、自分のホームページに掲載した全国の梅園を訪ね歩いています。

 

 昨年は愛知、三重方面に足を伸ばしました。その前年は静岡県でしたが、伊豆の先端の「牛原山町民の森梅園」が未訪問のままで残っていたのです。

 

 近くのコンビニへ入り、温かいお茶とおにぎりを買って、朝食としました。

 トイレもお借りして、店員さんに「牛原山町民の森」をご存知でしょうか?と聞いてみました。

 

 するとその店員さんは、自信に満ちた表情で、西伊豆町観光協会が作成した冊子を手に「それは西天城高原にあります」と教えてくれたのです。(筆者注:明らかに間違いです)

 

 そしてその冊子を、どうぞお持ち下さいと言って私に手渡してくれました。

 

 

 更に、「宇久須の信号を右に曲がって、標識の通りに走れば行けますよ」と教えてくれました。

 

 御親切に感謝しながら、全く疑うことなく20分程走り続け、雨に濡れる西天城高原に到着しました。

 

 

 眼下に海を見下ろす絶景の場所です。

 標高が800mもあるためか、道路の横に雪をみかけました。

 まさか、伊豆で雪を見るとは考えてもいませんでしたが、やっぱり今年は異常気象なのでしょうか?

 

 

 この様子では梅の花は到底期待できそうにありませんが、それにしても梅園はどこにあるのでしょう?

 

 エリアマップの掲示版を見てもそれらしいものが記載されていません。

 

 

 仁科峠と表示された付近も探しましたが、どうも納得がいきません。

 

 天気も悪いので一旦は諦めかけましたが、探せずに、中途半端なままで終わると精神衛生上の副作用が発生し、命を縮める可能性があります。(そんなバカな!)

 

 

 そこで、登って来た道と異なる、林道のような県道59号線を松崎方面へと下ってみることにしました。

 もしかするとコンビニの店員さんが勘違いした可能性もあります。

 

 松崎の町へ入ってから、バスセンターに観光ガイドのカウンターを見つけたので「牛原山町民の森へ行きたいのですが」と聞いてみました。

 

 するとカウンターの方が松崎町の地図を示して、「街のすぐ裏手の山の上です」と教えてくれたのです。

 

 あ”・・・、やっぱり!

 

 しかし、西天城高原は素晴らしい所でした。

 間違ったことを教えられましたが、行ってみて無駄だったとは思っていません。

 むしろ、素晴らしい光景を見せてもらえたことに、感謝の気持ちを持ったほどです。

 

 

 今度はもう一度、お天気の良い日に訪ねてみたいと考えています。

 

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

  伊豆 梅と椿と温泉の旅 index 

 

  その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次 

   全国ウメの名所 →  梅の名所

   全国ツバキの名所 →  椿の名所

 

 

 

goo | コメント ( 2 ) | トラックバック ( 0 )

嬉しいお風呂です

2013-03-19 15:25:35 | 伊豆 梅と椿と温泉の旅

 熱海港でフェリーを降り、バスでJR熱海駅へ向かいました。

 

 駅前のマクドナルドで時間をつぶし、伊東行きの電車に乗り、伊東駅から歩いて自分の車に戻りました。

 

 伊東で、まず最初にしたことはお風呂探しです。

 

 最初に彼の有名な東海館へ行ったのですが、玄関に日帰り入浴は土日のみと表示されていました。

 

 

 次に訪ねたのは伊豆急南伊東駅近くの鎌田湯です。

 

 写真は別の日のものですが、この夜は既に20時を過ぎ、駐車スペースは車で満杯でしたが、何とかスペースを確保することができました。

 

 鎌田湯は伊東七福神の湯の温泉銭湯の一つで、入浴料は200円です。

 

 大きめの浴槽に、無色透明なお湯が豊富に溢れ、本当に嬉しいお風呂でした。

 

 

 ゆっくりとお湯に浸かり、汗を流し、近くの牛丼屋で夕食を摂りました。

 

 さてこれから、どうしようかと思案の末、夜の内に伊豆半島を南下し、堂ヶ島付近で明日に備えることにしました。

 

 ナビに堂ヶ島と入力。

 何も考えずに闇の中へ車を走らせ、伊豆の峠を越えて行きます。

 

 

 相変わらずオーディオで井上陽水が唄い続けていました。

 

 何かを大切にしていた~いけど、♪

 体でもないし、こころでも~ない ♯

 煌めくような想い出でもない、♪

 ましてや我が身の明日でも~ない ♯

 

 フムフム、うまいことを言うね。やっぱり陽水はたいしたもんだ。

 

 

 そう言えば私も、「待ってました定年」を迎え、もうすぐ二年が経ちます。

 

 余分なお金はありませんが、花を楽しむための十分な時間と、体力は残っています。

 

 母の老年性痴呆が進んで、二年ほど前から母が「私と妻が母のものを盗む」と言いだして、離れて住む弟がそれを真に受けているらしいと、そこそこの悩みもありますが、それも時間が解決するはずで、特に気を煩わす必要もありません。

 

 次は自分がアルツハイマーになって、子供達に迷惑が掛かぬようにとだけ願いながら、伊豆の深い森の道を、パーパラ、パヤパラ、パパッパー♪ とはしり続けました。

 

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

  伊豆 梅と椿と温泉の旅 index 

 

  その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次 

   全国ウメの名所 →  梅の名所

   全国ツバキの名所 →  椿の名所

 

 

 

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )